学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

4月の聖句

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今月の

新しい歌を主に向かって歌え

詩編 96:1


 長い雨が終わり、急に春めいて桜が咲き、葉も出てきました。幼稚園も新しい年度が始まります。新しいお友達もお迎えします。

 実は私も新しいお友達?です。今まではチャプレンでしたが、この4月から園長先生です。よろしくお願いします。住んでいるのは東区のルーテル 復活教会、徳川園の並びです。名古屋の前は、岐阜、その前はブラジルのサンパウロ、東京、京都、大阪その他色々でした。10年のブラジル宣教師生活から帰国して数年、ようやく日本に慣れてきたところです。

 30年前東京の教会の牧師のころ、そこのルーテル幼稚園の園長もしていましたし、ブラジルでもブラジル人のスラム街の子どもたちの学童保育のようなことをしていたので、幼稚園と子どもたちの声はとても懐かしいです。

 先日、仕事の引継ぎや新年度の準備の日、お昼休みに幼稚園の近くの中華レストランに行くと、懐かしいテレサ・テンの歌がかかりました。一緒にいた先生たちの数人は古いなじみの歌を聞いてしみじみ。若い先生も意外にも聞いたことがあるとのこと。昔のことや年代の話にもなり、今まで以上に親しくなりました。歌には不思議な力がありますね。

 今月の聖書の言葉は、「新しい歌を主に向かって歌え(詩編 96:1)」です。
古い歌は、昔の嬉しかったことや、懐かしい思い出、そしてチョット甘酸っぱかったり辛かった日々も思い出させます。急に「あの日」に戻るような、タイムマシンのチケットみたいですね。では、「新しい歌」は何でしょう?古い歌が昔の宝物だとしたら、新しい歌は「喜び」や「夢」です。聖書には、神様と出会い、苦労もしながら助けられ生きてきた歴史が書かれています。そして、苦しみの後故郷に帰還し、新年ごとに神を自分たちの王とする「新年礼拝」をする際の言葉が今月の聖書の詩編の箇所「新しい歌を歌え」です。4月からの幼稚園、それは新しい喜びと夢がいっぱい!そういえば、今日先生たちと昼食に行ったレストランは近所のインド・レストラン。名前は「夢」という意味の「サプナ」でした。さあ、一緒に喜びと夢を探しましょう。

 

園長 徳弘浩隆

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう