3月の聖句
3月の聖句
ヨシュア1:6
三寒四温を繰り返しながら春は確実に近づいてきています。園庭の木々たちもそれぞれのつぼみを膨らませて春を迎える準備をしています。神様はこどもたち一人ひとりの心と体を成長させてくださって進級に向けて準備をしてくださっています。
二月に入ったある寒い朝のことです。赤さんのNちゃんがが門の前で立ち止まって「せーの!」と小さな声で言ってから、大きな声で「おはようございます。」と挨拶してくれました。Nちゃんは照れ屋さんでなかなか挨拶をすることができませんでした。にそっと笑い、目をそらして門を通るのですが「おはよう」とは言えませんでした。でもこの日は大きな声で「おはようございます。」言うことができました。Nちゃんの心の成長を見ることができ、とても嬉しくなりました。この日からNちゃんは毎日大きな声で「おはようございます。」と言って登園してきます。どんな小さな出来事の中にも神様の愛に守られて育まれていることに気づかされます。そのことを感謝して受け取っていきましょう。
2月15日から職員室での木曜日の朝礼では「ここに愛が」という讃美歌を歌っています。その歌詞の一部を紹介いたします。
わたしたちが 神を 愛したのではなく
神が わたしたちを 愛し 御子を つかわされた
ここに 愛がある 神の愛が 示された
ここに 愛がある 神は 愛なり
神様はいつもわたしたちを愛してくださっています。旧約聖書のヨシュア記1章 5節~6節には わたしはモーセと共にいたように、あなたがたと共にいる。あなたを見放すことも、見捨てることもない。強く雄々しくあれとあります。神様を信じて、神様の愛に「つながって」こどもたちも、保護者の皆様もわたしたち教師も精一杯、それぞれの「今を生きるために」歩いていけますように。
園長 伊藤由紀子