10月の聖句
10月の聖句
ヨハネ 15:5
プレイデイに向けて、こどもたちは遊びの中で準備を進めています。プレイデイごっこを通して、どんなことをするのか、競技を体験し、みんなで競技の名前を考えます。ひとりひとりが手を挙げ意見を出します。子どもらしい意見がポンポンと出てきます。お手元のプログラムをご覧になって、その様子を思い浮かべてみてください。また、競技の中で使うものも自分たちで製作しています。それもお楽しみです。
10月の主題聖句は「その人は豊かに実を結ぶ」(ヨハネ 15:5)です。聖書ではわたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人はわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。私を離れては、あなたがたは何もできないからである。と書かれています。ぶどうの木はイエス・キリストです。ぶどうの木につながることは、神様の祝福をいただくための方法です。この木にとどまっているなら神様の祝福をいただき、実を結ぶことが約束されているのです。農夫がぶどうの実を結ばせるために剪定し、間引きをして手入れをするように、私たちが実を結ぶために神様は手入れをしてくださいます。では、どのように手入れされるのでしょうか。それは「み言葉を聞いて信じる」ことによるのです。み言葉こそが私たちの心の罪汚れを清める薬です。私たちはみ言葉を聞いて、信じることによってきれいに整えられるのです。ぶどうの枝がぶどうの木から離れてしまったなら、実を結ぶどころか、枝はたちまちしおれて枯れてしまいます。しかしつながっていれば、十分な栄養を木から与えられ、しっかりと実を結ぶことができるのです。
このぶどうの木のたとえは、神様と私たちのつながりを表しています。「ぶどうの木であるキリストにとどまりなさい」と命じられているのですが、それは決して難しいことではありません。それはぶどうの木が枝を支えているからです。枝が木にとどまるために努力はいりません。つまり、キリストにとどまるために私たちの頑張りや、修行や犠牲は必要ないのです。ただ、つながっていれば良いのです。
父なる神様が農夫であり、私たちを手入れしてくださいます。そして必要な栄養と祝福はイエス様というぶどうの木から毎日毎日絶えることなくいただくことができるのです。わたしたちはそれを受け取るだけなのです。これからも神様が与えてくださっている栄養と祝福を感謝して受け取っていきましょう。
園長 伊藤由紀子