学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

11月の保育主題

名古屋ルーテル幼稚園HOME > 2024年度の主題 > 11月の保育主題

《11月の保育主題》 感謝しつつ

 長く続いた猛暑もおさまり秋の風を心地よく感じるようになりました。園庭のイチョウの木の下には銀杏が毎日たくさん落ち、またカリンやザクロの実もたくさん実っています。猛暑の中でも草木は育ち、そして実り、季節の移り変わりを感じさせてくれます。神さまのたくさんの恵みを自然を通して知ることができますね。

そんな中、園庭にこども達の賑やかな声が響き、お部屋ではそれぞれに製作や好きなあそびが繰り広げられています。こども達がおうちの方とやってみたい、がプレイデイの中に散りばめられた一日も一緒にあそんで楽しい時間だったと思います。ひとりひとりが違っていい、こども達も私たちおとなも、神さまは見守って成長させてくださるのです。

最近、学校ごっこに誘われることが何度かありました。ランドセルに本を入れて虹のラウンジ学校へやってくる2人のお友だち。先生役を指名され授業が始まります。ある日3人が「入れて」と来て、「私たち転校生です」とあそびに加わりました。お互いのあそび、思いが一緒になり幅が広がりこどもたちの発想・想像力の豊かさに感心した一コマでした。

また日々のあそびの中で、お友だちと新しいかかわりができていく姿も見られ嬉しい繋がりができています。ある時は、なかなか自分の思いが伝わらず時にはぶつかり合い涙することもあります。怒ったり悲しい思いをしたり、「ごめんね」を言ってほしい、また、言いたいけど言えないなどの思いを経験しながらお友だちと心を通じ合わせる喜びも心の成長につながっているのだと思います。
秋の恵み、そして日々いろいろなことを通していただいている恵みを数えながら今月も歩んでいきましょう。

副園長 徳弘由美子

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう