5月の保育主題
5月の保育主題
新学期が始まり、あっという間に5月を迎えます。園庭では、こいのぼりも泳いでいます。入園してきた新赤さんたちも進級したこどもたちも日々の生活を通して新しい環境に慣れてきたように思います。まだまだ小さな心で、毎日一生懸命に頑張っている時期なのだと感じます。
そんな中、こども達はそれぞれの場所で自分のやりたいことを見つけ遊んでいます。園庭でもお部屋でも、あちらこちらでやりたいあそびが展開されています。一人一人がやりたいことを全力であそぶ姿は創造性や気づきが育まれ、私たちおとなは見ているだけでも楽しくなります。
また、遊びの中で協調性や自主性も学び育まれていきます。こども達のいろいろな思いを受け止め、共感し一人一人に寄り添っていくことを大切にしていきたいと思います。あそびを考えているこどもには、待つという時間も大切です。おとなの目線ではなくこどもと一緒の目線で時間を共有できたらと思います。
毎日のクラスの時間に小さな礼拝があります。お祈りを通して神さまを知り、神さまに、まわりのみんなに愛されているという安心感を感じてこの時期を過ごしてほしいと願います。
今月の聖句は、夜通し漁をしたが何も捕れず岸に帰っていた漁師に、イエスさまが言われた言葉です。何も捕れなかったのに、と言いつつイエスさまのお言葉ですからと信じて沖に出ていったのです。私たちも信じる者になりたいものです。
5 月の初めは連休もあり、また不安や寂しさを持って登園することもあるかもしれま せん。毎日の出来事ひとつ一つが成長の糧として、こども達の大きな力を信じて共に 歩んでいきましょう
副園長 徳弘由美子