2月の保育主題
2月の保育主題
1月は気温がグンと低くなり、雪が舞い園庭が白く染まる日もありました。こども達は大喜びで園庭に出ていき、水道の先にツララが出来ているのを発見したり、雪を集めたり♡雪はすぐに溶けてしまいましたが、つかの間の雪との触れ合いを楽しむ姿がとても印象的でした。冷たくて手先がジンジンした後の温かいお湯の気持ちよさも雪の日の醍醐味!!五感で感じるってわくわくするな~、と改めて思う出来事でした。
3学期にもなるとこども達と一緒にあそぶ中で、それぞれがお互いを理解し交わっているのがよく分かる場面に居合わせます。私たちは言葉で伝え、言葉で相手の気持ちを知る事ができます。言葉によって心が傷つくことや、幸せな気持ちになる事もあります。言葉は確かにコミュニケーションに大切なツールの一つです。でも時に、言葉にならない想いや、うまく伝えられないこともありますよね。その何とも表現できないものが実はとても大事なのではないでしょうか。自分の中に湧き起こる感覚にじっくり意識を向けていくことで、自分の中に隠れている宝物と出会っていけるのです。うまく捉えられない想いを蔑ろにせず、大切に感じていく作業をこども達にも味わってほしいと思っています。自分の感覚を大切にすることで、まわりの人のことも大切にして共に生きていけるようになると思うのです。
人生の土台である大切な幼児期に目一杯五感を使ってあそび、その中で様々な感覚を味わう経験はこども達にとって豊かな未来へと繋がっていくと信じ、2月の生活も大切に過ごしていきたいと思います。
副園長 前田朱美子