8月の保育主題
8月の保育主題
今年はとても暑い日が多く、熱中症のリスクが高い外あそびについて、園での判断基準について職員で何度か話し合いを行いました。色々模索した結果、今までテラスに掛けていた温湿度計を外し、こども達のあそび場に近い場所で測定が出来るハンディタイプの物に変え、手軽に計測ができるようにしました。そして数値が【厳重警戒】や【危険】を示す場合には、外であそべない目印として園庭の入り口に赤い旗🚩を立てることにしよう、となりました。
私たちがこのように試行錯誤していた、ある暑い日のことでした。いつもなら朝のお支度が終わると直ぐに帽子をかぶり、水筒を持って外であそぶ気満々で待機をしている子達が、誰一人おらず…という現象が起こりました。こども達は、自分の体を守るために必要な感覚をちゃんと持ち合わせ、見合った様に行動する力が育っていることを改めて気づかされた思いでした。
様々な技術が発達し便利になっている世の中ですが、そこに頼りすぎ委ねすぎるのではなく、それぞれが持つ感覚が研ぎ澄まされていくことを大切に過ごしていきたいと思います。沢山のあそびを通し、それぞれのこども達が持つ感覚が豊かになるチャンスを奪わない様に～と痛感します。
夏休みは、いつもとは少し違う過ごし方を計画されているご家庭もあるでしょう。帰省などで遠くに行かれることや、いつも忙しいご家庭は、ちょっとのんびりしようかな～♡というも、素敵だと思います！何か特別な事をしなくても、心躍らせるお楽しみは日常の中に散りばめられています☆彡何でもお楽しみに変換させちゃう名人♡になると、特別な夏になりそうですね。神さまお恵みがいっぱいの夏休みになります様に祈っています。
副園長 前田朱美子
