6月の保育主題
6月の保育主題
ジューンベリーの実が沢山実ったので自由遊びの中で収穫することに。「わたしもやりたい！」「ボクも～！」と、何処からともなくワラワラと集まってくるこども達。小さなお友だちもいっぱいやって来ました。よーく見ると色の濃いもの薄いもの…色々あります。そっと手を伸ばし次々と収穫。すると、かごの中はすぐにいっぱいになりました。「いつたべるの？」「いまたべたーい！」とウキウキ☆☆☆
相談の結果、ホワイトボードでもお知らせしました様に、その日のパン給食のデザートに美味しく頂きました。
プール沿いのプランターの《えだまめ》《トマト》《きゅうり》もすくすくと育っています。週末のほんの数日見ない間にグーンと大きくなっている様子に、月曜日の朝は「うわぁ～‼すっごーい！」と感嘆の声があがっていました。毎日見ているからこそ、その変化に驚きと嬉しさが込み上げてくるのでしょう。
このように、幼稚園で過ごす中で沢山の出来事に出会い、気づきや発見を積み重ねて心を目一杯動かしているこども達です。どの年齢であっても日々新しい事の連続です。その中で少しずつ心を許せる人や場所を見つけ、自分らしさを出せるようになってきた姿をあちこちで目にする様になりました。嬉しい姿です。
何かが出来ることや秀でていることが素晴らしいのではなく【今、ここ】にいる自分を大切に、五感を使って心を動かしていく～その経験を重ねたいと思います。朝、目覚め「おはよう♡」と家族と交わす挨拶…。食事の時「おいしいね～♡」とホッコリ。そんな日常が人を育む一番の土台になるのです。特別な事ではなく、小さな喜びを沢山見つけて感謝の内に6月も歩みましょう。
副園長 前田朱美子
