5月の保育主題
5月の保育主題
新しい赤さん達も、14時降園になり1週間が経ちました。今年度の歩みが、いよいよここから皆で一緒に始まりますね。新入園児だけではなく進級児にとっても、新しい先生やお部屋、お友達との前とは違う生活に試行錯誤の時です。大きくなったことを喜び張り切っていた気持ちから、少し経って疲れが出てくる頃でもありますよね。こども達だけではなく、おうちの方もそんなこども達の気持ちを受け止めながら、新しいペースを整えるために手探りの中一喜一憂しながら過ごされていることでしょう。
こんな時は、《○○しなくちゃ!》という気持ちから少し距離を置いて、なるべくゆるりゆるり~としてみてはいかがでしょう。こうせねば!が強くなると、イライラが募り、その結果親子共に苦しくなってしまうのです。こういう試行錯誤の時にこそ、こども達の中にある《その人らしさ》と出会うチャンスです。その人らしさは、育っていく中でどんどん姿を変えていきます。そしてその変化は、思いもよらない子育ての面白さを私たちに体験させてくれます。こどもは大人が思い通りにしてしまってよい存在ではありません。こども達の中にある力を信じて待つことができる大人になれたらステキだな~と思います。
そして何より、神さまが1人ひとりに下さっている特別な宝物を大切に、その子に相応しい成長の日々であります様にと願います。それにはまずこども達が沢山あそぶ中で見せてくれる様々な姿をおうちの方と共有して、私たちも一緒に喜び、時には共に悩み、考えながら歩んでいく子育てのお仲間として繋がっていけたらと思っています。ご家庭の様子も沢山教えてくださいね~♡
副園長 前田朱美子