学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

8月の保育主題

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《8月の保育主題》祈りあう

 6月から7月にかけて、幼稚園には沢山の見学の方がいらっしゃいました。大切な小さな命、その一人ひとりが毎日をどんな場所で過ごしていくのか、何を大事に育んでいきたいのか、様々なことを巡らせて幼稚園の時間を体験していかれます。

 「なんていう名まえ?」「かわいい~♡」「お2階であそべるよ、いく~?」と幼稚園のこども達が見学に来られた小さなお友達に話しかける場面が度々あります。そして手をつないで誘導し、歩調を合わせてゆっくりゆっくり階段を上っていきます。そんな姿を微笑ましく見守りながら後ろからついて行くとき、何とも言えない優しい空気に包まれます。また、言葉で話しかけるのではなく、自分が作った物をそっと差し出して小さなお友達にプレゼントしたり、製作物を渡して遊ばせてあげる姿もみられます。

 こども達がつくり出す温かな世界、これこそが平和だな~と思う瞬間が園の中には溢れています。こども達は、自分の気持ちを精一杯表しながら過ごします。ぶつかり合う事があっても、共に過ごすために必要な言葉や態度を少しずつ学び、使っていきます。平和とは「日々の暮らしの中でつくり出していくもの」と『置かれた場所で咲きなさい』の著者である渡辺和子さんの言葉にあります。平和はあって当たり前のものではなく、皆が違うからこそ《つくり出すもの》なのでしょう。明日からの夏休み、特別な事よりも日々「平和だね~♡」と感じる瞬間を親子でつくり出してみて下さいね~。神さまの恵みとお守りの中、素敵な夏休みになります様にお祈りしています。

副園長 前田朱美子

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう