6月の保育主題
6月の保育主題
日ごとに暑さが増し、お庭の花が咲き誇り、ちょうちょにダンゴムシ、ミ ミズ…こども達の生活は沢山の自然と共に過ごす中で、毎日出会いと発見の連続です。
皆、新しい環境に少しずつ慣れてはきたものの、まだまだ自分の居場所を模索している様子も見られます。各クラス懇談会では、そんなこども達の姿を保護者の方々で共有し、沢山のおうちの方が直面している【こんな時どうしたらいい?皆はどうしてる?】を話し合う機会にもなりました。
ただし、同じように試してみても、よそのご家庭にはピタッとくることが、我が家にはしっくりこなかったな~、という事はもちろんあるでしょう。こどもが違うのですから当然とも言えますね。だからこそ、参考にしながらも目の前にいる大切な一人にじっくり向き合う事が大切だと思います。
この春、初めて集団生活をスタートして今まで知らなかった我が子の意外な一面に出会っている方もいらっしゃるでしょう。こども達は毎日新しい出来事に喜んだり、葛藤したり、五感も目一杯使って過ごしています。そんな試行錯誤している一人ひとりが、次々に見せてくれる姿。○○くん、○○ちゃんという存在がどんな人なのかを決めつけてしまうのではなく、大らかな気持ちでゆっくりと探っていく心を持てたらいいな…と思います。
こども達がご家庭や園生活の中で充分に認められ、活かされて毎日を重ねていく事が出来る6月でありますように…。
副園長 前田朱美子