2月の保育主題
2月の保育主題
3学期が始まってすぐに、コロナが猛威を振るい休園となりましたが、10日間の待機期間を経て再び幼稚園にこどもたちの元気な声が戻ってきました!賑やかな声に包まれた幼稚園という場所は、何て幸せな、何て素晴らしい所なのでしょう~。当たり前に過ごしている日常が、当たり前ではないことを改めて実感することができた10日間でもありました。まだこの状況が落ち着くまで暫く時間がかかると思われますが、毎日の一つひとつを大切に、心を込めてこども達と過ごしていこうという気持ちが更に強くなったことに感謝しています。
1年のクライマックスである3学期。振り返ると様々な出会いがありました。そして、その関わりの中で心が大きく動く経験を重ね、成長したこども達です。そしてまだまだこれからも、その歩みは続いていきます。何か特別に秀でている必要はなく、自分らしく自分の持ち味を認め、安心して過ごす。小さな事にも心を留めて感謝の気持ちを表していく…そんなほんのちょっとした愛が温かい居場所を作り、あちこちに少しずつ広がっていく。安心して気持ちよく過ごせる環境は、こども達の心を豊かな成長へと導いていくのではないでしょうか。もちろん、育ちの過程ですから良い時ばかりでは無く、辛いこともまだまだ沢山経験することになるでしょう。けれど、全ては神さまが与えて下さっている計画の中での必要な出来事です。見ていてハラハラすることもありますが、大丈夫!!そんな時は周りの大人たち(おうちの方々や私たち教師)同士でちょっぴり不安な気持ちを分かち合いながら、心の目で《こども達の今》をしっかり見つめていく2月を過ごしていきましょう。どうぞ宜しくお願い致します。
副園長 前田朱美子