学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

11月の保育主題

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《11月の保育主題》自分から始める

 肌に感じる空気が冷たくなると共に、園庭にあるカリンやザクロの実が色づき、秋の恵みを一層感じられる今日この頃です。

 こどもたちは、この気持ちのいい空の下で毎日様々な遊びに没頭する姿があります。今年度の1学期は、園生活のほとんどが分散登園や午前保育だったこともあり、2学期になり安定した時間の中で、やっと一人ひとりが充分に自分らしさを表す事ができるようになったのではと感じています。

 当然思い通りにならないことや、お友だちと意見がぶつかるという大切な経験もしていきます。気持ちが上手く表現できずモヤモヤすることもあるでしょう。その様な姿は、近くにいる私たちも共にいて苦しいものでもあります。何とかして早くその状況から抜け出す術を大人が探し、その様に仕向けてしまいたくなります。けれども、大切なのは、こどもたちがモヤモヤやイライラをどのように自分で解決していくか…なのではないでしょうか。子どもたち自身が試行錯誤していくその繰り返しが自律へと繋がっていくことを覚えておきたいと思います。

 そして、こどもたちの気持ちを理解し支えるために、それを取り巻く私たち大人同士が繋がっていくことで、大きなサポーターとなれればと願います。これまでおうちの方同士の交流のチャンスも例年通りとはいきませんでしたが、今後少しずつ重ねていきたいと思います。各クラス別懇談会では(既にこひつじ組は終了しています。)お子さんの姿を通しての心配や悩みなども含め、各ご家庭の子育てアイデアの情報交換や、園生活での質問等、気軽にお話しいただければ嬉しいです。こどもたちのサポーターとして繋がっていきましょう。

副園長 前田朱美子

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう