学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

4月の保育主題

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《4月の保育主題》選ばれた喜び

 2020年度が始まりました。4月に入る頃、園庭には赤さんと桃さんが秋に植えたちゅうりっぷ🌷🌷🌷がとてもきれいに、元気に咲き始めました。

 今年度は、普通に過ごしていれば《あたりまえ》にその時がやってくる、という私たちの考えを根底から覆すスタートになりました。予想のつかない出来事が世界を包み、多くの苦しみや悲しみが襲い、そして生活が一変しています。

 この様な状況の中、子どもたちの育つ場所として幼稚園ができることは何だろう?限られた時間の中で本当に大切にすべきことは?と思い巡らせます。こんなこと、みんなでやってみたい♡ 一緒に取り組めたら嬉しいな☆と教師間で話し合い、日々の保育を計画していましたが、今回はその発想を変える必要がありました。環境を整えて出来る限り感染のリスクを避け、大切な命と共に過ごすために4月の保育を考えました。

 この様な時だからこそ見えてくる《一人ひとりの存在の大切さ》。苦しんでいる人、悲しんでいる人のため、近くにいる家族やお友だちのために祈ることを通して、神さまに語りかけ、子どもたち自身も大切な存在である自分を充分に経験していく事ができますように…と願います。そして、どんな時も一緒にいてくださっている神さまに感謝しながら、子どもたちやおうちの方と共に歩んでいきたいと思います。

 今後も、状況に合わせて私たちが思う最善を検討し、尽くしていくつもりです。例年とは異なる園生活が予想されますので、保護者の皆様にも、多くのご理解とご協力を頂くことになると思いますが、どうぞ今年度もよろしくお願い致します。

副園長 前田朱美子

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう