3月の保育主題
3月の保育主題
2019年度のルーテル幼稚園の歩みも、いよいよクライマックスですね。
4月に新しいクラスでの出会いを経験し、園生活を通しひと回りも、ふた回りも大きくなった子どもたち。毎日が【初めて】の繰り返しで不安や緊張の連続の時期もあったでしょう、それは赤さんだけとは限りません。それでも遊びを通して自分と向き合う経験、お友だちと関わる経験、助け合う経験等豊かな感情体験を少しずつ積み重ね、1学期当初には想像もしていなかった姿が今、目の前に輝いています。
【毎日を共に過ごすこと】これが叶うのは、簡単で単純なことの様ですが、実はとてもたくさんの恵みのうちに実現されていることだと感じます。
卒園する緑さんのおうちの方には3~4年の間、毎日の送り迎えにお弁当、そして様々な園のプログラムにご協力頂き、共に楽しんで頂きましたことを感謝しています。おうちの人と共にルーテル幼稚園で味わった幼児期の思い出が、子どもたちにとって今後の育ちの土台となり、いつか振り返ったときに心が温かくなる…そんな記憶として残ったなら、とても嬉しいと思います。
これから始まる3月を、子どもたちが思いきり遊んで、思いきり笑って、時には泣いて、ぶつかって、「あ~、楽しかった~!!」と思う瞬間がたくさん重ねられたらと願っています。その経験はきっと、自分を大切にし、自信を持って進学・進級の新しい春に向かう力となっていくでしょう。
その様な生活をいつも絶えることなく守り、支え導いてくださる神さまに感謝する気持ちを忘れずに、子どもたちと祈り歩む3月でありたいと思います。
副園長 前田朱美子