10月の保育主題
10月の保育主題
2学期に入っても残暑が厳しい毎日でしたが、このところは雨が続いていますね。朝、園庭を見ると、銀杏と落ち葉のじゅうたんが!!
確実に変化していく自然の姿を目の前に、絶え間なく注がれる恵みを力強く感じ、神さまの計画の中に包まれていることを実感します。
この1ヶ月は、親子共に夏休みの生活から幼稚園のペースを取り戻していく時であったと思います。そんな中、幼稚園では少しずつプレイデイへの取り組みを行ってきました。緑さんたちはプログラム競技をイチから話し合い、他の学年の子どもたちも、自分たちの競技に必要な準備物を作り、イメージを膨らませながら、プレイデイ当日におうちの人と遊ぶのを楽しみにしてきました。子どもたちにとっての【プレイデイ】は、その当日だけではありません。それまでに積み重ねてきた日々と、プレイデイ後にも子どもたちの遊びの中で繰り広げられていきます。
おうちの方にも、【プレイデイ】をその日だけの行事と考えるのではなく、長い時間の流れの中で捉えていただければ…と思います。プレイデイに向かっていく過程での一人ひとりのワクワクやドキドキに寄り添い、私たちも一緒にその気持ちを味わうことができたら、当日の時間をより一層深くかみしめ、また楽しむ事ができるのではないでしょうか。
初めてプレイデイを体験する子どもたちの中には、いつものプレイデイごっこの雰囲気との違いに、戸惑う姿が見られるかもしれません。そんな子どもたちの気持ちも受け止めつつ、今年は今年の姿の子どもたちと思いっきり遊び、プレイデイを満喫しましょう。
副園長 前田朱美子