6月の保育主題
6月の保育主題
太陽の陽ざしが強くなってきましたね。半そでで遊ぶのが気持ちよい日もあれば、急に肌寒くなったり、衣服の調節が難しい時でもあります。
暑い日には、顔を真っ赤にして「お茶きゅうけいしにきた~!」と外からクラスに戻って来て、自分のコップでゴクゴク…お茶を飲んで再び外に走っていく姿があります。
自由遊びが終わり、汗びっしょりでクラスに戻って来ると、自分のお着替え袋の中から、汗拭きタオルを出して、顔を拭きながらホッと一息。子どもたちが快適に過ごすために、自分のからだを知り、必要な対処をしていく事はとても大切です。毎日たくさん遊びながら、自分のからだを大事にすることも覚えていって欲しいと思います。
先日、歯科健診と内科健診を行いました。歯科健診が終わると、一人の赤さんが「あ~ん」とお友だちに口を開けて見せ、相手の子も「あ~ん」とお互いに見せ合いっこ。「治ったね~!」「〇〇ちゃんも治った?」と2人ともとっても満足気。ほんの少し前まで、健診に緊張をしていたドキドキの表情とは全く違います。こんな微笑ましい会話の中にも、心からホッとしている赤さんの気持ちがひしひしと伝わってきました。
この様に、幼稚園生活の中で体験する日々の小さなことの積み重ねの中で、少しずつ大きくなる子どもたち。私たち大人の思いではなく、神さまの計画に包まれてより良く成長することを楽しみに支えていきたいと思います。
副園長 前田朱美子