12月の保育主題
12月の保育主題
園庭の銀杏の木々も色づき落ち葉が舞うようになりました。「どうして落ちてくるの?」と小さい年少児が不思議そうに枝を見上げていました。神さまの作られた自然の力を子どもと共に感じたひと時でした。また年中児は園庭の真ん中で「神さま、縄跳びが跳べるようにしてください。」と友だちと一緒に大きな声で祈っている姿が見られました。年長児は山間合宿の山登りをしながら♪主の力を信じているから……とみんなで声を合わせて歌って頑張っている姿がありました。子どもたちのそばにいつも神さまがいることに改めて気づかされました。
そんな子どもたちはクリスマスのお話を聞いてクリスマスへの思いを、保護者の方に伝えようとイメージを膨らませ、毎日少しずつ準備をしていきます。特に年長児は自分のやりたい役をみんなに伝え、お互いの気持ちを考え調整し合う経験をします。それは時間の掛かる事ですが、大人が簡単に決めてしまう事よりとても大切な時間です。どの役も必要で大切な役であることを確認し、自分たちで折り合いをつけながら自分たちのページェントの役を決めていきます。
クリスマスは毎年ありますが、その時々の子どもたちから新鮮なメッセージを受け取り、共に礼拝を守りたいと思います。
今年も保護者の皆様に子どもたちの入退場の際の讃美歌を讃美していただきたいと、練習を保護者の有志の方にお願いし、快く引き受けていただきました。子どもたちと共に作り上げていくクリスマスになりますことを心より感謝申し上げます。
副園長 亀山千代江