3月の保育主題
3月の保育主題
今年度の保育日も残り少なくなってきました。それぞれが園で過ごした日々を振り返って、思い出を共有することもこの時期には大事なことだと思います。成長できたことは当たり前のことではなく、一緒に大きくされていく喜びを感じ、子どもたちと共に神さまに感謝する日々にしていきたいと思います。
年長児たちは仲間との時間を惜しむように「あれがしたい。これで遊びたい。」と遊びを考えています。同じ仲間と過ごす中で様々なことを乗り越えて、お互いのことをかけがえのない存在として認め合い、集団としてのまとまりができています。その中で、その子らしい役割をもって、自分を発揮できるようになってきました。この自信をバネにして次のステップにいって欲しいと願っています。
年中児たちは一緒に遊んでくれた年長児たちのためにお別れの会を開こうと年少児や満3歳児たちに呼びかけて計画をしています。会の名前は「いつもあそんでくれてありがとうの会」です。年長児たちに「メダルを作ってあげたい。」「歌やダンスを見せてあげたい。」など子どもらしい発想がいっぱいです。小さい年少児や満3歳児も色んなアイデアを出し合って準備をしています。どんな会になるのか楽しみです。
年長児は進学への期待と不安感を持っています。年中児・年少児・満3歳児たちもそれぞれが進級する期待と不安があります。どの子どもも新しい環境に入ることへの不安はありますが、乗り越えられる力を神さまから頂いていることを伝え、これからも神さまに守られて自分らしく歩んでいけるようにと祈っています。
副園長 亀山千代江