10月の保育主題
10月の保育主題
少しずつ暑さがゆるみ、朝晩の空気も時折ひんやりと感じられる頃となりました。
子ども達は長い夏休みを終え、少しずつ園生活を取り戻していくひと月でした。きっと、子どもたちだけではなく、私たち大人もそうだったのではないでしょうか。2学期から新しく加わった子ども達も保護者の方も、まだまだ新しいことの連続だとは思いますが、焦らずに一歩一歩 歩いていきましょう。
先日行われたオリーブの会は、それぞれのおうちの方が子育てに真摯に向き合う姿、またそれを皆で共有することができる時間となりました。子育ての方法は親子の数だけあり、どれが正解ということではありませんが、似た悩みを持つ者同士が、自分では気づかない様々な視点・角度で意見交換ができる場は、とても貴重だと思いました。子育てを分かち合える存在がいることは、とても心強いことです。
上に挙げた今月のねらいを、子どもたちだけではなく、おうちの方バージョンとして一緒に取り組んでみませんか?
子どもたちを自分の所有物ではなく、神さまが与えてくださった存在として受け入れ、大切に日々過ごす。そして同じ目線になり楽しみ、笑ったり、時には泣いたり…そんな日々を一緒に繰り返していく中で信頼関係も深まっていく。それが子どもたちの安心、自信につながっていくことになるでしょう。
10月は、更に気持ちが良く活動しやすくなりますが、季節の変わり目でもあります。体調を崩しやすくなってきますので、手洗いうがいはもちろん、充分な睡眠と栄養を心がけて、共に秋の豊かな恵みに感謝しつつ歩んでいきましょう。
保育主任 前田朱美子