6月の保育主題
6月の保育主題
太陽の日差しが眩しく汗ばむ季節となりました。コーンポスト横のじゃがいもの背丈もグングン伸びています。
緑さん達は咲き終わったチュウリップの花壇にひまわりの種を植えました。お弁当を食べた後、まだ皆がお部屋にいる時間、緑さんだけで外に集合!!もうそれだけで、ワクワクした様子でした。
園庭ワークでお家の人に協力していただいたフカフカの土の上に、ひまわりの小さな種を、1粒ずつ丁寧に植えると「おおきくな~れ!!」とおまじないをかける声が聞こえてきました。水やりも終え「まだ芽が出ていない花壇だから小さなお友だちが踏まないように教えてあげようね。」の教師の言葉に「ひまわりのかんばんつくったら、たねがあるってわかるんじゃない~~?!」「かんばん、つくりたい~!」と素敵なアイデア。
自分たちが植えた大切な種、この種を大切に思う気持ちと、幼稚園の中で共に過ごしている皆にも思いを巡らせた末、気付いた《温かいひらめき》でした。翌日の木工コーナーで、板を選び、くぎを打ち、完成した緑さんの看板は、今、ひまわりが少しずつ大きくなるのを優しく見守っています。
約2か月の園生活の中で、子ども達はそれぞれの個性の違いに気付き始め、関係を積み重ねているところです。そしてそんな中、一緒に過ごしているからこそ出てきた《温かいひらめき》でした。
私たち大人も、神さまに《温かいひらめき》をたくさん頂き、それを使いながら、子ども達の成長のために共に手を携えていくことができますようにと祈ります。
保育主任 前田朱美子