学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

7月のルーテル日記

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7月の子どもたちの姿

神さまに心を向けて - 合同礼拝

 幼稚園の1週間の始まりの月曜日。登園を楽しみに来る子、ちょっぴり不安でドキドキしている子、ママと離れるのが寂しい子。きっといろんな気持ちを抱いて迎える1日なのではないかと思います。そんな月曜日、ルーテル幼稚園では、『合同礼拝』を全園児で行っています。神さまに心を向ける時間として、大切にしています。ある月曜日、「寂しくなちゃった」と涙を浮かべるAちゃん。合同礼拝に行く前に涙が止まりませんでした。「Aちゃんの近くできっと神さま守ってくれてるよ!寂しい気持ちを神さまにお話しようね。」と声を掛け、礼拝堂へ向かうと、Aちゃんの涙は止まりました。きっと、A ちゃんの神さまを信じる気持ちが届き、神さまがAちゃんの力となって下さったのではないかと思いました。

 これから夏休みに入りますが、神さまを身近に感じながら毎日過ごして欲しいと思います。おうちの人もこども達と一緒に、身近な人の事を覚え、お祈りして下さいね♡

みさと

わきあがる祈り - こひつじ組

 「先生、お目目閉じれない!」お祈りの時間に決まってこう言っていた赤さんのA君。今では大好きな緑さんの隣でギュッと目を閉じ、小さな手を組み合わせています。あっという間に終わりを迎えた 1学期。毎朝のお祈りの時間、こひつじさんは子どもたちが神さまにお祈りすることを考えました。「病気のお友だちを元気にして下さい」といつもお祈りするB君。雨でプール遊びが出来なかった日、黄さんのC君は「緑さんがプールに入れるようにして下さい」と祈りました。また、「大好きな友だちと楽しく遊べてありがとう」「○○ちゃんと遊んで楽しかった」「みみずが死なないように」というお祈りもありました。子どもたちの祈りは、友だちを思う優しさやありがとうの気持ち、楽しい自由遊び、命の大切さなど、日々の園生活の中で湧き上がる素直な気持ちで溢れていました。私達といつも共にいて下さり、一人ひとりの子どもたちを育んで下さった神さまに感謝します。

まさこ

神さまありがとう - ぶどう組

 「音楽が鳴っている間、手を合わせて、神様にお心を向けましょう。」と声を掛け、クラスのお祈りの時間が始まります。子ども達は遊んだ後の気持ちを落ち着け、静かな時間が流れます。讃美歌、聖句の後、いつもは先生が考えたお祈りをしますが、Aちゃんから「お祈りしたいことがある。お休みしているBちゃんのことをお祈りしたい。」との声がありました。他の子どもにも尋ねると、「コロナウイルスが無くなって欲しい。」「Cちゃんと色水遊びをして楽しかったことをありがとうと言いたい。」などの声が。そして最後に手を挙げた赤さんのD君は、「あのね、あのね」を繰り返します。しばらく見守っていると、小さい声で「神様ありがとう。」一生懸命考えて応えた姿に子ども達から拍手があがったのでした。どんなことがあっても私たちと共にいて下さる神様を信じる中で、子ども達は安心して過ごし、一人ひとりに授かった力をはぐくんでいることを感じました。

ともこ

おいのりしたい - ゆり組

 4月から始まった1学期も終わりを迎えようとしていますね。今日もいつものようにピンポンパンが鳴り、みんなで楽しいおやつの時間を共有します。その後、次にやる活動が何であるか、それに向かうにはどうすればよいか。を尋ねます。子どもたちから返ってくるのは「お祈りの時間!静かにする!」とお祈りの姿勢で示してくれます。それもまたみんなで共有していきます。

 そして始まるお祈りの時間。私のお祈りだけでなく、子どもたちもお祈りしたいことを伝えてくれます。「コロナがはやく無くなりますように」「お休みの○○ちゃん、○○くんが元気になりますように」などなど。最近では、それに増し加えてゆり組さんの一人ひとりの“良い姿”もお祈りしています。「年下の子に優しくする Aくん」、「給食弁当を完食できたBちゃん」ここにいる全員が違った、素敵な姿を神様はくださいました。たっくさんの感謝と願いを込めて今日もみんなでお祈りを しましょう。

なお

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう