5月のルーテル日記
5月のルーテル日記
「先生おはよう!今日あいみゅーじっくでしょ?あとから来るからね!」登園時、そう言って自分のクラスへ向かう年長女児Aちゃん。年少の頃からのあいみゅーじっく常連さんです。今年もあいみゅーじっくが始まりました。小さなペットボトルに小豆や大豆、色とりどりのアイロンビーズを思い思いに入れ、シャカシャカ振れば、自分だけのマラカスの完成!「演奏会しない?」マラカスにぴったりの曲を弾くと、リズミカルに「チャチャチャ!」とマラカスを鳴らす子ども達。聴こえてくる楽しそうな音楽と、素敵なマラカスを見て「作りたーい!」とあいみゅーじっくの部屋には、入れ替わり立ち替わり大勢の子ども達がやって来ました。初日はあまりの大盛況で、予定していたマラカス演奏以外の計画は出来ませんでしたが、その代わりたくさんの満足そうな笑顔に出会いました。あいみゅーじっくでは今年度もあい先生とさまざまな音楽活動を計画しています!
お楽しみに!
まさこ
今年度は絵の具や様々な技法など、普段の自由保育では中々経験出来ないことに触れて欲しいという思いから、月に一度「造形コーナー」を行うことにしました。
2回目の染め紙コーナーでは沢山の子どもたちがやってきました。Aくんは、水色と黄色の絵の具を付けました。広げた時には混ぜ合わさって出来た緑色も含めた3色のグラデーションをとても喜び、友だちに紹介する姿がありました。一方Bくんは、赤だけを色んな方向からつけました。ただの赤色の紙になるかな?と思いきや、間にうっすら白い線が入っていて、広げた時にはBくんと「綺麗だね!」と共感しあえました。
絵の具がじゅわ~と紙に染みていく様子、色が混ざって違う色が出来た喜び、広げた時に出来た様々な形等、染め紙ひとつでも、色んな場面で感動に出会い、喜ぶ子どもたちの姿が見られました。
子どもたちにはこの一年で様々な造形活動に出会い、触れ、経験し、情操を育んでいってほいしなと思います。
なつき
毎週金曜日はJOYさんの日!今年度も既にけんた先生がルーテル幼稚園でみんなと一緒に体育的遊びを楽しんでくださっています。
とある緑さんのマット運動の日のことです。この日は音楽に合わせて“パーグーパーグー”と手足を動かしながらマットの上を進む運動をしました。手と足が逆の動きをすることに対して、Aちゃんが「逆なのって難しいね!」と言いました。けんた先生の見本が終わり、音楽が流れはじめます。Aちゃんは前の友達の動きをよく見ながら、顔を上下に動かしリズムを取っていました。いよいよAちゃんの出番です。進んでいくうちにコツを掴んだようで、次第に険しい顔から笑顔が浮かびました。自信たっぷりになって再び私の前に来たAちゃんは、「先生見てた?結構簡単だったよ!」と伝えてくれました。頭の中のイメージを、体で表す体育的遊びの面白さや難しさをここで習得しながら、1人ひとりが自信を持てる活動となってほしいです!
なお
新学期が始まり、気づけば1学期も半分まできましたね。今年は、食べ物に興味を持って欲しいと言う所から、各クラスで話し合い3クラスとも大人気、枝豆を種から育てることになりました。
プランターを真ん中に囲んで子ども達は興味深々。まずは土を入れるところから始まります。土の袋を開けた瞬間黄色さんのAくん「うーん、いい香り~」と一言。その一声にクラス中皆んながクンクンと香りを嗅ぎ、子どもたちのわくわくがどんどん膨らみます。次は優しく穴を掘り大事な種を一人づつ入れていきます。赤さんのBちゃんは、先生から渡された種に興味津々。「小さーい」と言い優しく、慎重に忍足で植える姿が見られました。
この枝豆植えの経験を通して、普段私達が改めて感じることのない、土の香りや工程ひとつひとつに終始子ども達は発見がある様でした。
神さまから頂いた機会、私達保育者も共に感じ、学べることに感謝したいと思います。
なつ