7月のルーテル日記
7月のルーテル日記
クラスの時間を通して、世界の子ども達のお話しをしました。十分な食糧がなく、お腹を空かせ、栄養が摂れない子どもがいること。水道の設備がなく、川まで水を汲みに行かなければならない子どもがいることなど…。お話の間、子ども達の眼差しは真剣でした。そして、エディリン・パディリャちゃんも生活に困難を覚えている子どもの1人であり、ルーテルのみんなでできることを考えました。
「お手紙を書いてあげたらいい」「プレゼントをあげる」「お祈りする」など、緑さんや黄さんの子は昨年までの経験をもとに発言する姿も見られました。そして、緑さんは献金集めのお手伝いをはりきって引き受けてくれる姿も見られました。後日、献金のお礼のプレゼント作りに協力してくれる子もいました。
私たちにできることは微力ですが、世界で起きていることにも目を向け、子ども達と共に考え行動する経験をこの1年通して行えたらと思います。保護者の皆様にもご協力よろしくお願い致します。
みさと
かっこいい制服を身にまとったおまわりさんと交通指導員のみなさんが、今年もルーテル幼稚園に来てくださいました!黄色さんはおまわりさんのお話をよく聞いて、交通安全のルールをしっかり守るぞ!という姿勢を見せてくれました。おまわりさんの質問にも次から次へと答えていき、「横断歩道を渡る時は右左右を見てから手を上げて渡る!」「信号がチカチカしたら渡っちゃダメ!」と大正解の答えがみんなから聞こえてきました。大きな紙芝居では主人公のキツネが交通ルールを破って車にはねられるシーンがありました。アンハッピーな内容もきちんと受け止めて、「怖い思いをしないようにルールを守る!」と前向き宣言をしてくれたAちゃん。部屋に戻ってから、他の緑さんや赤さん、桃さんのみんなにも交通ルールの話をするBくんの姿もありました。
おまわりさんとお約束したルールをしっかり守って自分の命も守れるみんなでありますように、神様導いてください。
なお
今年はコロナウイルスにより、全ての計画が例年通りにはいきません。やっと、お泊まり保育という経験をみんなで出来る!と思っていたのにそれも苦渋の決断により中止になりました。
そのことを伝えた時の悲しみの目は忘れられません。
しかし、「悲しいし、つらいけど、お楽しみはあるよ!」と、夜のお楽しみの話をした時には、素直に「やったー!」「たのしみ」という声も聞こえてきました。つらい気持ちもある。楽しみな気持ちもある。色んな気持ちがあって葛藤していることでしょう。「今は悲しくてつらいかもしれないけど、お楽しみに向かってみんなで乗り越えていこうね」とお話した時、とても真剣な目で聞いてくれました。
子どもたちと同じ目線になり、丁寧に寄り添い、共感し、一緒に歩んでいける保育者でありたいと改めて強く思いました。子どもたちは、自分なりに気持ちを切り替えて前に進もうとしています。神様、夜のお楽しみが緑さんたちにとって楽しい思い出となりますように、一人ひとりの心と身体をお守りください。
なつき