10月のルーテル日記
10月のルーテル日記
プレイデイも終わり、再び縄跳びの時期がやってきました。赤さんがもらった縄跳びを幼稚園に持ってくる姿を見てか、黄さん、緑さんも縄跳びに取り組む姿が増えています。
赤さんは特に自分の縄跳びがもらえたことにすごく喜んでいて、「もってきたよー」と報告をしてくれる子もいました。自分の縄跳びを持ってきて嬉しそうなKくんも縄跳びをしている友達に混じって練習をしていました。最初は一度跳んでは止まってしまいましたが、周りの跳び方も見て何度も繰り返すうちに5回連続で飛ぶことができました!「白シールゲット!」と嬉しそうに教えてくれました。「先生も跳んでいるところ見たいな!」とお願いしてみると、「え~」と言いながらも顔は嬉しそう!恥ずかしそうな顔で「1回だけね」と1回、跳ぶところを見せてくれました。
何度も繰り返し行い毎日継続させていくことは難しいですが、子ども達から自発的にチャレンジしてみようと取り組む姿はすごいなと感心させられます。そんな素敵なお友達の姿を見て一緒にやってみようと挑戦できるようになっていってほしいです。
りさ
卒園生にもらったふうせんかずらが、プランターで大きくなりはこぶねの前の屋根に届くほどになりました。ふうせんかずらの種は芽を出し少しずつ伸びていきました。その様子をプランターの前にしゃがみ込み興味深げに見ていたK君。「葉っぱがたくさん出て花が咲くと風船みたいな実が出来るんだよ」と話すと「ふーん」とまた芽を見ています。それから時々プランターの前で葉っぱが大きくなっていくのを見ているK君の姿がありました。白い花が咲き、風船のような実をみつけたK君はとても嬉しそうでした。ビニールの袋を膨らませ実をつぶさないようにK君は持って帰りました。その晩一緒に寝たそうです。
じゃがいもや枝豆・クラスで植えたミニトマトの収穫は野菜の実りだけでなく、それよりも(?)葉っぱについた虫や、土の中に隠れていた虫の発見で大盛り上がりでした。段々成長していく植物の不思議に魅かれる子や突然土の中から現れる虫に目を輝かせる子。それぞれに関心は違いますが、自然からの働きかけに育まれていくこどもたちを支えていきたいと思います。
ゆきこ
気持ちのよい気候の中、千種公園へ遠足に出かけました。
あまり歩き慣れていない赤さん、黄さんは大丈夫かな?の不安をよそに全員無事に公園まで歩け、特に緑さんは年下児の手をやさしくとり、頼もしい姿を見せてくれました。
公園では大型遊具や氷鬼ごっこなどで身体を思いっきり動かし、いつもよりはしゃぐ姿や、いつもお部屋で遊ぶ姿の多い子も、生き生きと遊具を楽しんでいました。
たくさん遊んだ後のお弁当はさぞかしおいしかったと思います。お弁当後は自分で作ったおさんぽバッグを持って、お散歩に出発!ももさんも「どんぐりみつけた!」、「あった!」、「この実、なーに?」と大喜び。はじめて作った自分だけのおさんぽバッグにどんぐりや木の実がいっぱい入りました。
礼拝時に十大先生から、「どんぐりや木の実は神さまが用意してくれているよ」の言葉通りでした。神さまから秋の恵みをいただき、また力いっぱい歩いて遊べる身体をくださった神さまに感謝したいと思います。
もとこ
遠足の散策のときに使うバッグについてクラスの時間に子どもたちと一緒に考えました。「画用紙でハートの形」「ダンボールで四角い形」「ハロウィンのかぼちゃ」などイメージいっぱいでした。翌日、ダンボールで作りたいと言ったA君は早速製作に取りかかりました。ダンボールカッターで慣れた手つきでどんどん切っていき、ガームテープでくっつけ土台を作ります。さすが、いつもダンボール製作をやっているだけあって1人でどんどん作っていました。途中、A君のバックの中をのぞいてみると、中に仕切りを作っていました。「どんぐり入れる場所!」と教えてくれたA君。それを見た一緒に作っていたB君も「いいね~」とA君を参考にして仕切りを付けていました。「ここはどんぐりで、ここはまつぼっくり!」と収納スペースを作るB君。そしてまた、そばで見ていたC君も「僕も~」と2人と同じように作り始めました。完成するととても満足気な表情でした。
遠足の日の散策では、その収納スペースにきちんとどんぐりやまつぼっくりを入れ嬉しそうな子ども達でした。
みさと