5月のルーテル日記
5月のルーテル日記
子どもたちが待ちに待ったみどりさんになって2か月、今でもクラスで学年のあつまりがある事を伝えると「やったー!!」と大喜びで盛り上がります。
初回に行く予定だったお散歩も雨続きで変更し、急遽行くことになっても誰ひとり嫌がらず期待に満ちた顔で登園してきました。中道公園に行くまでも公園内でもそれぞれが遊具に乗って遊んだり、鬼ごっこしたりと自分のやりたい遊びをして楽しく過ごすことができました。帰り道はみんな疲れて歩けるのかな?という保育者の心配をよそに、一人の子が「“虹の向こうに”が歌いたい!」と歌いだすと前を歩いていた子からどんどん歌声がつながっていってみどりさんみんなで大合唱に!幼稚園に帰ってくるまでの間、楽しい歌声は終わりませんでした。1人の子が始めたことがどんどん大きな輪になってみんなが一緒に楽しめる姿はすてきだなと感じました。
これから様々な活動の中で友だちと協力しあって友達と一緒に楽しみながら1年間過ごしていきたいです。
りさ
雨が予想された遠足は、親子お弁当パーティになりました。いつもの登園風景でしたが、子供たちはなんだかそわそわ。だって今日は「行ってきまーす」でバイバイではなく、帰りまでおうちの人たちと一緒にいられるから。嬉しくてたまらなくておうちの人の足にまとわりつく子や、おうちの方を見失い泣いてしまう子。嬉しいんだけどお友達と走り回りながら様子をうかがう子がいたり、それぞれに喜びの表現の仕方は違っていますが、子供たちは素直に自分の思いをだしていました。
普段の自由遊びでは一緒に遊んでいるきょうだいも、クラスが違うので今日のように同じ部屋でゲームをしたり手遊びをしたりということはありません。おうちでは特に気に留めるようなことではないのかもしれませんが、お兄ちゃんの顔を見せたり、意外におてんばな妹の姿を見せてくれたりと私たちにも発見がありました。いつもとは違う子供たちが見せる表情におうちのかたと共に出会えたことを感謝します。
ゆきこ
今回の園庭ワークでは、草抜き、砂場の土の掘り起こし、溝の泥取り、外回りの掃除、コーンポスト(枯れ葉)にぼかしを入れて堆肥にする作業など行いました。また、白石先生ご指導の下ターザンロープも付け替えました。暑い中、一生懸命働いてくださるおうちの方の姿と同じくらい子どもたちも頑張って働く姿が見られました。溝の泥取りや草抜きをしていると現れてくるダンゴムシやミミズ!見つけた子ども達は大興奮。隣で作業をしていたお父さんやお母さんも「ここにいるよ!」と虫を見つけていました。また、砂場で汗をかきながら、土を掘ることに夢中になる子どもたちの姿も。
「園庭ワーク」をしながらも、子ども達は普段と変わらず、遊びながら作業をしている姿が感じられました。何でも遊びに変えてしまう子どもたちと共に、新たに生まれ変わった園庭でたくさん遊びたいと思います。
たくさんのご参加、ご協力をありがとうございました。
みさと
5月に入り、15人の子どもたちと共にマナ組さんがスタートしました。泣き声が響き渡った初日、生まれて初めてお母さんと離れる経験をした子もいました。「ママに会いたい。」と涙が出てしまうことは自然な姿ですが、回を重ねる毎に泣く時間が短くなっています。
カメに餌をあげ涙が止まる子、「あっ!」とダンゴ虫を見つけ手に取り夢中になる子、お砂場で土や水に触れて元気になる子、おままごとで「これはリンゴだね~」「ピザ食べたい」とお話しながらお弁当箱に食べ物を詰めているうちに笑顔になる子。ひとりひとりが置かれた環境の中で楽しいことを見つけ遊び始めています。いつの間にか泣き止んだ自分に気づき、「泣いてないねぇ」と教えてくれる姿はとても微笑ましいです。
帰りにはすっかり笑顔になって「楽しかった!もっと遊びたい!」と言う声も聞こえます。初めてひとりで社会に出た子どもたちが、一歩一歩着実に歩んでいる姿を目の当たりにし、子どもたちの内に秘めた力に驚かされています。神様の育みを感じる日々です。 (あい)
あい