2月の子どもたちの姿
2月の子どもたちの姿
4月からの1年、緑さんでいろんな所へ出掛けたり、クッキングをしたり、絵を描いたり、ゲームをしたりと色んな経験をしてきました。3学期に入りいよいよ幼稚園生活の集大成、卒園製作に取りかかりました。昨年から子どもたちが入園当初から持続的に経験を重ねてきた「木工」を卒園製作にしています。今年も緑さんが何を作りたいか考え、自分で木を選び、定規で測り、線を引き、のこぎりで切り、組み立て、釘を打つという取り掛かりから完成まで自分の手でいちから作り上げる過程を大切にし、取り組んでいます。
「宝箱」を作る子「椅子」を作る子、それぞれ自分が作りたいものを決め、木を選ぶところからスタートしました。宝箱や椅子の大きさも自分で決めました。「お家にある○○を入れるからこのくらいの大きさにしよう」と家にある宝物の大きさを思い出しながら宝箱の大きさを決める子、「大人が乗っても壊れない丈夫な椅子にしよう!」と椅子を作り始める子、それぞれ思いおもいに取り組んでいます。のこぎりで木を切る時は、木がかたかったり、途中で斜めに切れてしまったりと苦労する子も多くいましたが、ほとんど大人の手を借りずに作り上げていきました。釘打ちまで終わったら、色塗りです。色んな色でカラフルに塗る子や、木そのものの色が好きだからとニスだけを塗る子、「お母さんがこの色好きだから」とお母さんが好きな色一色で塗る子、形から色まで子ども一人ひとりが一生懸命考え、取り組んだ卒園製作が出来上がってきています。今後、色塗りまで終わったら、スパンコールやボタンなどで飾り付け(やりたい子は)をし、完成に向かいたいと思います。
3月の卒園式前に作品を展示し、持ち帰りたいと思いますので楽しみにしていてください。また詳しい日程は掲示板でお知らせします。
2月27日(木)には3学期最初の集まりで緑さんが行きたい場所を出し合い、意見が多かった水族館に出掛けます。この1年緑さんはあつまりの中で色んな経験をすることができました。これもいつも暖かく見守って下さった保護者の皆さまのお陰です。1年間ありがとうございました。
2014年3月05日
いよいよ3学期も終わりが近づき、緑さんの卒園も間近となってきました。
黄さんのあつまりの中でもそのことが話題にのぼり、今まで緑さんがしてくれて嬉しかったことをそれぞれ思い出してみました。Aちゃんは「転んだ時に大丈夫?って優しく聞いてくれた」またBちゃんは「友達に押された時に抱っこしてくれた」などと、緑さんにしてもらった様々なことをお話しし、みんなで分かち合うことができました。そんな緑さんに黄さんからありがとうの気持ちを伝えられたらいいねと提案したところ、「プレゼントがいいよ」「そうだね」「バラのお花がいい」「歌をうたうのはどう?」「みんなの顔を忘れないように写真がいいんじゃない?」沢山の意見が上がり、出来る限りみんなの意見を取り入れようと相談した結果、フォトフレームと歌のプレゼントをすることに決まりました。その後のあつまりでは、台紙に花や星などいろいろな飾りを貼り付け、最後に写真を貼ったフォトフレーム作りをしたり、緑さんへプレゼントする歌を歌ったりと準備を進めてきました。「緑さん、喜んでくれるかな~?」「内緒にしてビックリさせよう!」と話していると、Cくんが“スーパーサプライズ大作戦”と素敵な名前を付けてくれたので、黄さん達はサプライズミッションに大盛り上がり。プレゼントを渡す会の名前もみんなで考え、ちょっぴり長いけれど“ありがとうっていう気持ちの会(スーパーサプライズ大作戦)”という黄さんの気持ちがたっぷり込められた名前が付きました。
3月6日に予定されている“ありがとうっていう気持ちの会”ではフォトフレームのプレゼントも歌のプレゼントも緑さんには当日まで内緒の計画です。黄さんのスーパーサプライズ大作戦にどうぞご協力ください♪
2014年3月05日
「楽器やりたい!」という赤さんのリクエストは、2学期後半から3学期に入ってもまだまだ続いていました。保育者の弾く曲(これまた皆からのリクエスト♪)に合わせ何度も楽しみ、その音を聞きつけた桃さん達が時々「一緒にやっていい~?」と仲間入りしてくれることもあり、とても賑やか。歌いながらのリズム遊びが大好きな赤さん達でした。
1月に入って間もなく、赤さんのお母さんから「冬休みの間毎日ページェントの歌を歌っていたんですよ」というお話をうかがいました。「うちもいまだにやっているよ~」と他のお母さんからの声も。子ども達にとって、楽しかったことや心に残っていることはたとえ行事が終わっても日々繰り返されていきます。それはとても自然な姿です。
じゃあ、皆でやっちゃおうか!と集まりの中でやってみることにしました。すると私たちの想像以上に、緑さん黄さん達がやっていた役をとても楽しそうに次々に演じる姿に脱帽でした!きっと憧れの眼差しでページェントを見ていたのでしょうね。皆が黄さんになった時にどんな姿を見せてくれるかな~と楽しみです。今回、おうちの情報を頂けたことで集まりに活かすことが出来ました。ありがとうございました。これからも幼稚園とおうちの繋がりを様々なところで活かしていきながら、子ども達の成長を支えていきたいと思っています。
また、赤さんのあつまりの中では、緑さんのために会の準備も進めています。それは、黄さん主催で行われる「ありがとうっていうきもちのかい」という会に赤さんも協力して共に緑さんへの感謝と卒園のお祝いの気持ちを届けるための準備です。赤さんにこの話を持ちかけた時、みんな大賛成で「緑さんにお手紙を描きたい」「プレゼントをあげたい」など次々と緑さんに対する想いを表してくれました。みんな緑さんのことが大好きで、何かしてあげたいということを赤さんなりに一生懸命考えて発言してくれる姿はとても微笑ましかったです。そして、赤さんからは、あつまりの中で楽しく歌っている「パとピのマーチ」という歌のプレゼントすることにしました。歌の最後には、赤さん達で考えた「いっぱいあそんでくれてありがとう」という言葉もみんなで伝えたいと思います。
また、もう一つの準備は看板作りです。まずは、スポンジのついた棒に絵の具をつけて大きな紙にポンポンポンポンとつけていきました。すると、丸い形の水玉模様が紙一面に広がっていき、素敵な模様になりました。そして「ありがとうっていうきもちのかい」と「だいすきだよ」という文字はひとり一文字づつ小さなカラー段ボール紙を糊で貼っていきました。根気のいる作業でしたが、ひとつひとつ丁寧に貼り、みんなじっくり取り組め、この時期になると赤さんもこんなにも集中して取り組めるようになるんだな、と1年の成長を感じました。こうして緑さんの卒園に向けて心を込めて準備をしている赤さんももうすぐひとつ大きくなろうとしています。赤さんが幼稚園の園庭に植えたチューリップの球根が芽を出し始めました。春の訪れは近いですね。チューリップがだんだん大きくなって綺麗な花を咲かせる頃には、赤さんも待ちに待った黄さんになることを私たちも楽しみにしています。1年間赤さんの担当として、子ども達と共にとても楽しい時を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。
2014年3月05日