学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

2013年度 8月の子どもたちの姿

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★8月の子どもの姿★


夏メダカ特集

 今年は、例年になく暑い夏でした。その中、在園児の兄弟の小学生から社会体験の中学生、又は高校生、大学生のボランティアお姉さん達と交わり、ケガなく無事に終えることが出来ました。また、保護者の方には、猛暑の中汗をかきながらお迎えに来て下さり、ありがとうございました。弁当も傷みやすいので毎朝、工夫して作っていただき感謝いたします。暑くて食欲が無く残してしまう子もいましたが、みんなで楽しくいただくことが出来ました。
 夏メダカでは、午前は外遊び(水遊び、どろ団子作り、セミ探しトンボ採り、魚すくい、シャボン玉など)に思いっきり体を動かし、神さまが作られた夏の自然に感謝しながら満喫しました。昼食後は、部屋で自分の好きな遊びを選びじっくりゆったり自分のペースで遊びました。
 子ども達は、広義の縦割りの豊かな生活を経験し、初対面の相手とどうやって関わりをもっていけばよいのか、自分の事をどうやったら分かってくれるのか考える時を得られました。また交わりの中で、友達との言葉のやりとりがうまくいかなかったり、気持ちが素直に伝えられなかったりした場面もありましたが、その場その場で居合わせたみんなで、どうしたら仲良く遊ぶ事が出来るのか一緒に考えていきました。その中で、「順番にしよう。」だったり「貸してって言わないと分からない。」と気持ちを伝え合って言葉のやりとりが出来、納得いく方法を生み出した場合もありました。

★関わった教師・ボランティアの大学生から感想を一言もらいましたので紹介いたします。

◇夏メダカでは、今年もほぼ毎日天候に恵まれ、プール遊びを楽しむことができました。 子どもたちも、毎日、プールでの遊びをいろいろ考え、時にはオリンピックごっこと称して「よーい、ドン!!」と泳ぐマネをして遊んだり、プールを基地にみたてて水鉄砲で木や遊具に水を当てて遊んだりする姿がみられました。 また、着替えたり、片づけたり…日々の生活の中で、苦手な事も少しずつ自分でやってみて、「先生見て!」と伝えてくれたりしながら、自分で出来たことの嬉しさを感じる場面も見られました。

◇小学生のお姉さんが来た日、空き箱や輪ゴムを使った楽器作りが盛り上がっていました。1人で作るのがまだ難しい赤さんや黄さんも「つくりたーい!」と言ってお姉さんに手伝ってもらっていました。お姉さんは「もう、みんなに頼まれる」と言いながら も嬉しそう。手伝ってもらった子たちは完成して満足そうに遊んでいました。夏メダカでのこうした交流を通して子どもたちは刺激し合い、まるで本当のきょうだいのように関わる姿があり、とても印象的な場面でした。

◇今回、夏休みのボランティアの中で子どもたちと多く関わることが出来楽しく過ごすことが出来ました。水遊びの様子やどのようば点に気をつける必要があるのか。また、保育者と子どもの関わり方・声かけなど細かな点まで観察することが出来ました。絵本を読む時間ももらい絵本選びからどのように読む工夫をすると良いのかを学ぶ機会になりました。

◇私は6月に保育園実習に行ったのですが、なかなか手遊びをしたり絵本を読む機会がありませんでした。今回はその機会が与えられとても感謝しています。子どもたちともだんだん仲良くなり「紙芝居を読んでくれてありがとう」と言ってくれた時には、とても嬉しかったです。せっかく子どもたちと仲良くなれたのにボランティアが終わってしまうのが寂しいです。また機会があればぜひ、幼稚園にボランティアに来たいです。

夏メダカで、子ども達やそれに関わった私たちひとり一人を成長させて下さった神さまに感謝します。

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう