チャプレン通信 11月号
チャプレン通信 11月号
朝晩は、寒いくらい。上着を着たり、毛布も使いますね。大切な体を守るために、上にかけて覆うのです。
毎日太陽が出ていたらカラカラになるので、雲も出して、雨も降らせてくれます。雨がたまれば、田植えをして、暑い日差しでおいしいお米ができて、収穫の時は少し涼しくなり、片づけた後は田んぼもお休み。森も木の実がなって、色も変わってキレイな景色を楽しませてくれます。そして布団みたいな雪で覆って一休み。そんなものでおおわれ、満ちています。神様は、芸術家ですね。
神様の創った世界は、そんなものでおおわれ、満ちています。それらを見て、人間は、一年のサイクルを知り、太陽や月や星を見上げて、科学も発展しました。神様は、科学者ですね。
それが今日の聖書の言葉。その中で一番喜ばれたものは何でしょうか?それは、山でも海でもなく。大きなクジラでも猛獣でもない「人間」でした。聖書の最初に書かれていますが、人間を創られた後だけ、「『とっても』良かった!」と喜ばれています。地上は、神様の愛でおおわれ、満ちています。神様は、愛のある親ですね。
芸術家の神様が創ってくれた川や海は汚れ、煙モクモクで草原は砂漠になります。人間は、神様の芸術じゃなくて、小さなスマホ画面を見たり、それに載せるためにイタズラをして喜んだり、喧嘩も。科学者の神様が創られたこの世界は、人間もそれを学んでえらくなりましたが、自分勝手にその知恵を使うので、化学物質やプラスチックで神様の科学のバランスが壊れて、地球はどんどん暑くなっているそうです。
「自分が一番正しい」、「一番偉い」と思う人間が「ごめんね」「ありがとう」と言えるように、イエス様が来てくれました。それを知ることで、もう一度、神様が創ってくれた通りの、きれいで、秩序正しくて、優しい世界に戻ります。神様の芸術や知恵や愛が満ちた世界です。
わたしたちも、「ありがとう」「ごめんね」が言える愛のある大人になりましょう。