今月の主題
今月の主題
今年もあと1か月となりました。幼稚園ではイエスさまのお誕生を待つアドベントに入りました。クリスマスの本当の意味を知り、ページェントに向けてドキドキしながらも、こどもたちそれぞれが持っている力を出して取り組んでいます。また、ツリーの飾りも一つ一つ意味があることを知って、神さまの愛に思いを馳せていけたらと願っています。
今年は気持ちの良い秋の日を飛び越えて急に寒くなりました。でも、こどもたちは風の子、思い切り外遊びも楽しんでいます。
入園してきた小さいお友だちを気にかけお世話をしてくれるこどもたち、温かい時間が流れています。
1学期を経て2学期と、ひとつひとつの出来事を通して成長した姿がたくさんみられました。自分の思いだけを通そうとしてお友だちとぶつかっていた姿から相手の思いも受け止めたり、いろいろな感情をこどもたちなりに自分の中で整理し乗り越えていく姿もまた一回り大きくなっていくステップですね。
こどもの成長に飛び級はない、ということばもありますが、一人ひとりのペースで行ったり来たりしながらお友だちやまわりのおとなとの関わりの中で確実に育っていくのだと思います。安心できる場所で自分をどんどん出してたくさんの楽しい、嬉しい、イヤだ、悲しいなどの気持ちを表していけたらいいなと思います。
12月は街もクリスマス一色になります。でも私たちは、はじめてのクリスマスの日の出来事を知っています。毎年毎年その出来事をこどもたちが教えてくれます。どの役もイエスさまのお誕生にはなくてはならないものです。一つ欠けてもご降誕にはならないのです。
イエスさまのお誕生は、神さまからの大きなプレゼントです。この大きな愛を心にとめて今月も元気いっぱい歩んでいきましょう。
副園長 徳弘由美子