2021年度の日記
2021年度の日記
さあ今日はみどりさん集まりの時間♡2階でお集まりを始めようと思ったその時、扉から「おーーーーい A くんが今行くよーーーー」と想いが込もった声が集まりの部屋まで届いてきました。みどりさんのみんなの雰囲気がふわっと更に暖かくなった瞬間「あ!A君だ!」「A君がきた!」「待ってたよー」と伝える様子が見られました。ほんの一場面ですが、そんな一丸となる場面が多く見られます。
気づけばもう2月。黄色さんからキラキラバッチみどりさんに変わりここまであっという間でしたね。何度かの休園や変更等、一筋縄ではいかない環境の中、「どうしよう。」と何度も考え走ってきた1年でした。
3学期に入った今、「ドロケイやろうろ!じゃあみんな誘ってみる!」「ねえ先生!〇〇ちゃんが困ってるよ来て!」「こうやったらいいんじゃない?任せて!」等、みどりさん頼もしい。 と思う姿が今幼稚園で溢れています。
今年の年間聖句である、「溢れる恵み」。子ども達は、気付かぬうちに一人ひとりが神さまから頂いた恵みをしっかり力に変えて過ごしています。残り少しの園生活みどりさんらしく園生活を送ることができますように。
なつ
今年度も残り僅かとなりました。一年を振り返ると一人ひとりの子ども達の成長をしみじみ感じます。そんなある日、赤さんのところにお客さんが来ましたよ。黄さんたちです。「ハートびっくり作戦をするので協力して下さい!」ハートびっくり作戦とは、黄さん達が考えた緑さんを送る会の企画です。早速次の日、2階に集まりました。「いっぱい遊んでくれたね」「困った時は助けてくれたね」と、緑さんの写真を見せると、自分の大好きな緑さんを見つけ、思いを寄せる赤さん達。その姿は、日々の遊びで積み重ねた縦割り保育の温かさが溢れていました。そして、ハートびっくり作戦で赤さん達が緑さんにどんなことをしたいか聞いてみると、1番に手を挙げたAちゃん。「小さいハートをパラパラってして、びっくりさせたい!」自分の気持ちを上手く言えないB君も小さな小さな声で「みどりさん…おてがみ…」と頑張って言えました。巣立って行く緑さんが小さなお友だちに残してくれた目に見えないプレゼントはきっと受け継がれていくのでしょうね。神さまの愛に感謝します。
まさこ
桃グループは、3 学期になりメンバー全員の初めてのあつまりが、やっと実現しました。いつもはクラスが違うので、なかなか出会えない桃グループの仲間をお互いに知ってもらう事をねらいに計画しました。
呼びに行くと「そうだった。」と大慌ての子もいました。年上児達の真似をして、上手に階段下に座って友達の集合を待ち、年上児がやって来ると「私達今から“おあつまり”なんだよ。」と嬉しそうに話していました。2階に上がると少し緊張した面持ちで、椅子に座り、後から来た子に「ここ、空いてるよ。」と声を掛けもしていました。初めてのお友達もいるので、1人ずつ名前を言ってもらうと何も言えない子、小さな声で囁く子、お友達に言ってもらい頷く子、フルネームで言う子など個性が豊かでした。その後、ソフト積み木で遊びました。長く並べて電車を作る子、高く積み上げる子やそれを壊す子、積み木で囲って家を作る子、「入れて」の声に「良いよ」と応える姿に笑顔がはじけてました。新しい出会いもあり「楽しかった」「もっと遊びたい」との声もありましたが、疲れてしまって「ママは、もう帰りたい。」etc 桃さんらしさが、溢れていました。
神さまが作って下さったこども達と共に、スモールステップで歩いていきたいです。
かめやま
週に1度の給食弁当では毎回様々な野菜が登場します。好きな野菜、嫌いな野菜を見たみんなのリアクションも様々です。その中でも、嫌いな野菜とさようならをしているみんなの姿は少なくありません…。ゆり組のみんなには、野菜の働きや栄養、豆知識について知ってもらいたいと思い、クラスの時間に野菜クイズを始めました。野菜マスターに日々近づいているみんなは、このクイズを通して野菜嫌いを少しずつ克服していくのでしょうか…?さらに、野菜の名前がたくさん出てくる『野菜ブラザーズ』(AKB48:野菜シスターズ)という歌も最近歌い始めました。野菜ブラザーズの歌詞「♪畑から集まった25種類の底力いいものを持ち寄って元気のニジュウマルあげよう」にあるように、神様が与えて下さったゆり組の25人は一人ひとりいいものを持っています。それぞれの長所を存分に発揮しながら、残り少ないクラスの時間を楽しむことが出来ますように🥬
なお
ゆり組では3学期に「すきすきはっけんゆりぐみたいむ」という、くじで決まったおともだちの好きなところや素敵なところを発表する時間がありました。すきすきはっけんゆりぐみた〜いむ!という元気な掛け声から始まると…
はいはい!と元気な声でピンピンのおててがたくさん上がります。「かわいいところがすき♡」「お歌が上手なところがすき♪」「一緒に遊んでくれるところが好き!」「小さい子にやさしいところがすき!」「元気なところが好き」「走っているところがだいすき!」など色々なことを言ってくれました。1番多かったのは、、、シンプルに「〇〇ちゃんすき」「〇〇くんだいすき!」でした。
1年間一緒に過ごした仲間たち。大切なお友だちに、“すき“を伝えるあったかい時間となりました。新学期になって新しいお友だちと出会うと思いますが、その温かい心を忘れずにまたたくさん好きを見つけて欲しいなと思います!
なつき
「なべなべ大会全員でやりたい!」とAちゃん。クラスで人気のなべなべ底抜けは 2人3人4人でと増え、この日はとうとう全員での挑戦へ!「みんな立ってー!」と呼びかけるも、座ったままゾーンが…、慎重派のB君C君をD君が「やろうよ」と誘っています。「こっちで男の子チームでやる?」と声を掛けると、「やるー!」というD君と共にB君C君も気持ちを切り替えやる事に。やらないと決めた E君は審判をやる事に。「なーべなーべ〜〜♪」年上児のリードで年下児も上手にひっくり返ります。次は後ろ向きでの動きに悪戦苦闘しながらも元の輪に戻りました!「手をちょっと離したからバツ」という忖度無しのE君の結果発表にめげる事無く、「今度は全員でやりたーい」と次への意欲の声も!!目に見える結果だけでなく、助け合い認め合う気持ち、少しずつでも立ち向かう勇気、共に楽しむ時を一緒に過ごす喜び、目には見えないけれど大切な、こども達一人ひとりの輝きがそこにありました。
ともこ
最近私が楽しかった遊びを紹介します✌︎
『ネコちゃん大好き女の子』の巻。モフモフ毛並み、短い足、カラフル…空き箱で作ったこだわりのネコちゃん。そして、大きなダンボール。ダンボールカッターで切った穴は、窓やドアです。外側は、可愛くデコレーション。その名は、「ネコハウス」。このハウスは、ネコちゃんを預かってくれます。ある日、私も遊びに入れてもらいました。「こども:ネコちゃんのお迎えは何時ですか?」「私:えーっと、3時にお願いします。」なんと、リアルなやりとり。このあと、私のネコは3時まできっちり預かってもらいました。(⚠︎という遊びの設定です)後日、またまたネコハウス登場。かと思いきや、ハウスのネコ達が、そこらじゅうに野放し状態。「私:ネコちゃん達がハウスのお外にいるけど大丈夫ですか?」と、ハウスの責任者に尋ねてみました。「こども:今日は、ハウスのお掃除です」よく見ると、その手には、ほうきとちりとり。(画用紙で見事に作っていました)ハウス内に散らばっていた、キャットフードをきれいにお掃除していました。何年後かには、ペットショップで働いているかもしれませんね。
みさと
「Yちゃんはどこ~」4月から仲良しのお友だちを追いかけて毎日同じ遊びをまねっこしていたAちゃん。お絵描き・製作・かけっこ。どのあそびもYちゃんと一緒でしたがYちゃんみたいにうまくいきません。「う~!」静かな唸り声をあげながら「Aちゃんもやる!やりたい!」とチャレンジを続け、いつの間にかYちゃんのいない場所で好きな事に取り組み、出来ることがどんどん増えました。Aちゃんの表情はキラキ
ラ❢発する言葉も力いっぱい❢やる気ってすごいですね。誰にでも、向き不向き・出来ること出来ないことがありますが、出来なくても「ちょっとやってみようかな..やってみたい」と湧いてくる気持ちがこども達の成長に繋がるのかもしれません。
神さまがくださった恵みと力は成功だけで感じるものではなく、失敗と思えることもそうであると思います。
「成長させて下さったのは神です」新しい学年に上がるこども達、私たちもほんの少しですが育ちのお手伝いとなれますように。
さか