7月の保育主題
7月の保育主題
子どもたちがクラスで相談して夏野菜を植えましたが、今年は野菜の生育がおもわしくなく、キュウリの苗は2度植え替えをしました。やっと咲いた黄色のキュウリの花を見つけて子どもたちは「見て、見て。」と教えてくれました。収穫できる日を楽しみに毎日水やりをしてくれています。
入園から4ヶ月が経ちました。入園児や年少児は保護者の方から保育者へのバトンタッチをして、保育者と遊びを楽しむことが中心の日々でした。年中児は自分の遊びを確かめるように、保育者と友だちと関わりながら遊びを見つけていました。年長児は友だちと遊びの楽しさを共感したり、共有することを求めたり、またその楽しさを保育者に認め・受け止めてもらいたいといろいろな遊びを試行錯誤している姿がありました。子どもたちはこれらの様々な経験をしながら育まれていきます。子どもたちの遊びに取り組もうとする気持ちを大切にして過ごしていきたいです。
特に子どもの心を捉えて離さない遊びが、水や土、砂であり泥団子作りや泥遊び、水遊び、絵具遊びです。好きな遊びを充分に楽しみ、心を開放して遊びたいと思います。保護者の方にはお洗濯が増えますが、子どもたちの精一杯遊んだ証として受け止めて頂けますと嬉しいです。
年長児は終園日にお泊り保育があります。お友だちと一緒に過ごす事への期待と家族と離れる事への不安な気持ちを保育者は受けとめ、不安な事が少しでも和らぎ、楽しみに成るように子どもたちと話し合いを繰り返し、準備をしていきます。
神さまの守りの中で子どもたちがはぐくまれていきますようにと願っています。
副園長 亀山千代江