10月のルーテル日記
10月のルーテル日記
当日は天候にも恵まれ、プレイデイ日和となりました。お家の人でいっぱいになった園庭はいつもとはまた違う雰囲気に包まれ、子ども達は緊張している様子でした。そんな気持ちの中、やはり楽しみにしている思いは大きく、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに「自分の姿を見せたい」という思いから、とてもはりきっている様子が伝わってきました。自分が出る競技をお家の人と一緒にプログラムを見ながら確認し、出番はまだかと待ち構えている姿も見られました。いざ、自分の出番がやってくるとドキドキしてしまう子ども達でしたが、自分に備えられている力を最後まであきらめずに出し切ることができました。
また、同じクラスの友だちやいつも一緒に遊んでいる友だちの姿を見つけては「がんばれ~!」という声援があちこちから聞こえてきました。神さまからいただいた身体をいっぱい使い、親子で楽しむことができたプレイデイになりました。プレイデイでの経験を通し、子どもたち一人ひとりがまた一歩成長したのではないかと思います。
みさと
朝の登園後、「大なわしよう!」と元気に出てくる子どもたちがいます。大繩跳びの魅力に取りつかれたかのように、楽しみながら色々な技に挑戦しています。けれどもここに至るまでには、一朝一夕では獲得することのできない根気と努力の物語がそれぞれに存在するのです。
そんな中、ジョイさんによる縄跳びのスペシャルタイムが行われました。縄跳び初挑戦の子どもたちは、なかなか思うようにいきません。けれども、何か少しでも手ごたえを感じた時、「もっともっと」と自ら縄を回し続ける姿へと変わっていきます。そして縄との呼吸が合いはじめ、コツをつかんでいきます。「難しい」と思っていたことが「できた!」その時、子どもたちの顔が輝き、喜びが全身から溢れます。その喜びが自信になり、次への挑戦の源になっているのが伝わってきます。「一緒にやろうよ。練習したら絶対跳べるようになるよ!」と友だちを誘う力強い声も響きます。これからも子どもたちの「やった~!」の喜びを一緒に楽しみたいと思います。
すみこ
天気にも恵まれ過ごしやすい気候の中、遠足に出かけることができました。朝みんなで一緒に歩けるようにお祈りをしていざ出発!「みんな頑張って歩ききれるかな」という保育者の不安をよそにみんな元気に歩き出しました。どの子もちゃんと手をつないで公園まで頑張って歩ききることができました。初めてで疲れてしまったのか、着いたらすぐにお弁当を出しちゃう子どももいました。
今年はお散歩バックを子どもたちそれぞれが好きな材料で好きな形、デザインで作ることになりました。クラスみんながばらばらなお散歩バックでしたが、子ども一人ひとりが自分で作った達成感もあり、嬉しそうに散歩の間、持ち歩く姿がありました。なかなかまだどんぐりや松ぼっくりは落ちていませんでしたが、探して見つけては、保育者に「どんぐりあったよ」「面白い葉っぱみつけた」と嬉しそうに見せてくれる姿もありました。
神様に見守られてみんな満足して遠足をすることができました。
りさ
「ピーポー ピーポー」「ウ~~」「火事はどこですか?」 9月から新しいお友だち4名が加わり、賑やかな2学期が始まりました。
二人ではじめた病院ごっこは6人になり、「救急車を作ろうよ。」「ぼくは消防車!」と思い思いに段ボールで車を作り、日々、パーツや飾りを付け足したり、救急車に乗って病気の人を探しに行ったりと、微笑ましい姿も見られます。プレイデイや赤さんとのあつまりの中で年上児とのかかわりも増え、もも以外の部屋で製作、おままごとをしたり、年上児のグループに入れてもらうことも。ときには「レゴかして」と言われて、「いいよ」と一つだけ貸してあげて、「あの~一つではできないんですけど・・・」と言われたり、日々生活の中はコミュニケーションであふれています。
次第に、自分の意志も出てきて、時折トラブルも発生します。そんなとき、「こうしたらいいんじゃない?」と提案してくれたり、「この場所いいよ」と席をかわる姿に頼もしさを感じ、心が育まれる瞬間に立ち会えることをうれしく思います。こんな素敵なももさんの成長がとても楽しみです。
もとこ