6月の子どもたちの姿
6月の子どもたちの姿
子どもたちは園生活に慣れ、のびのびと過ごしています。4月当初はなかなか友だちに声を掛けられずにいた子どもも今では自分から声を掛けて遊んでいます。クラスの時間に「お隣しよう」と誘い合って座っている姿も少しずつ見られるようになりました。
一緒に座りたい友だちがいるのに自分からはなかなか言い出せずに、困っているA君。その姿に気付いたクラスの友だちが「ここ空いているよ!○○の隣いいよ!」とその子に声を掛けていました。「ここいいよ!」という声がクラス中に響き渡るようになっていました。A君はクラスのみんなの声を聞いて、やっと自分で場所を決めて座ることができました。
毎日、様々なできごとがありますが、最後には何かしらの形で神さまがその道を導いてくださっています。子どもたちの中で、少しずつクラスの友だちとの仲間意識が芽生え始めています。これからも友だちの思いに気付きながら、友だちという存在を大切にしていって欲しと思います。
みさと
各学年のおあつまりもはじまって、徐々に遊ぶ友達の輪が広がり、一緒に過ごしている姿を見るようになりました。1人で遊んでいることが多かった子も、友だちと一緒に協力してつみ木を高く積んだり、つみ木を渡す手伝いをしながら遊びの輪に入っている姿も見られるようになりました。
最初はクラスの友だちとどのように遊んでいいのか不安な顔をしていたA君でしたが、徐々にいろんな子たちと関わるうちに、友だちと楽しそうに遊んでいる姿が増えてきました。自分から関わって遊ぶうちに、遊ぶことの楽しさを知っていきます。友だちが困っているときに「どうしたの?」と声をかける姿、泣いている子に「よしよし」と優しく接して相手を思って過ごしている姿も見られるようになりました。友だちとの関わりを通して、遊びの中で子どもたち一人ひとりの思いが受け入れられ、友だちの気持ちも受け入れて、一緒に楽しく遊べるように、見守っていきたいです。
りさ
♪生まれる前から神様に守られてきた友だちの、誕生日です。おめでとう♪
一年に一回訪れる誕生日。その大切な日に、おうちの方とクラスのお友だちと保育者とで心を込めて誕生日をお祝いします。1歳、2歳、3歳…「誕生日を迎えるたびに大きくなったね。」と歳の数だけろうそくを灯します。神妙に灯を見つめる子どもたち。ろうそくが灯ったら、みんなから歌のプレゼント。「おめでとう!」の合図で吹き消す表情は喜びに満ち溢れています。
誕生会では、誕生日を迎えた子やおうちの方にみんなでインタビューします。大きくなって出来るようになったことや見せたいことなどを、みんなの前で披露したり、大好きな歌をみんなで歌ってあげたり、楽しい雰囲気のなか誕生日をお祝いします。みんなが誕生日のお友だちに心を寄せ、大きくなった喜びをお祝いする素敵なひと時。大切な一人ひとりを与えて下さった神様に感謝します。
まさこ
ももさんスペースには、毎日、緑さん、黄さん、赤さんのお友だちが遊びにきます。先日、Kくんがネコのまねをしていたので、ネコの耳のかぶりものを作っていると、製作好きで、どこかほっこりしたい気分の子が「わたしも作る!」とやってきました。緑さんともなると、自分でネコの耳を描いて切り、「これはお母さんの」、「これはお父さんの」と三つも作っていました。ももさんも年上児の姿を見て、自分で切ることに挑戦していました。まだ上手に切ることができない子も、自分で切った紙を耳に見たて犬のかぶりものを作りました。できたあとは、ネコ、イヌ、トラ、ウサギに変身!!少し大きな園長ネコも出現!子ネコたちを追いかけていましたよ。それぞれのイメージを身体いっぱい表現して、とてもにぎやかに遊びました。
ももさんの子どもたちは、自分のイメージの中で活き活きと過ごしています。ももさん変身スペースに、ようこそ。
もとこ