3月の保育主題
3月の保育主題
🎵球根の中には 花が秘められ さなぎの中から 命はばたく
寒い冬の中 春はめざめる その日 その時を ただ神が知る🎵
私が所属している教会のこどもの礼拝(教会学校)でみんなでよく歌っているさんびかです。2学期に赤さんが植えたチューリップの球根も芽を出し春に向かってグンと伸びています。色とりどり花が咲くその日が待ち遠しいですね。
いよいよ今年度も最後の月となりました。緑さんは卒園、そして小学校へ向けての準備の時、黄色さん、赤さん、桃さんは進級へ向けて期待を持ちながら過ごしていく時間になるといいですね。今年度もおうちの方々と共に子どもたちが園生活を楽しく過ごせたことを心より感謝いたします。
どんなに寒くても毎日園庭にも子どもたちの声が響き渡っています。サッカーでボールを追いかけたり蹴ったり、鬼ごっこで園庭を駆けまわり、また縄跳びに夢中になる姿もあります。お部屋ではいろいろな材料で作りたい製作に夢中になり、楽しいごっこあそびも繰り広げられています。時々思い通りにならないこともあるけれど、、、。この一瞬一瞬が一人ひとりの育ちにとってかけがえのない大切な時間だと思います。お友だちや周りとの関りの中で楽しいことだけでなくいろいろな思いや気づきを経験し乗り越えていく姿、またあそびや関りを深めていく姿などそれぞれ一人ひとりの成長も感じています。子どもたちの心の中の球根もその日、その時、どんな育ちの花が咲くのか、新しい春に向かって私たちも子どもたちを見守り寄り添っていきたいと思います。子どもたちの毎日は全力で今という時を過ごしています。私たちも共に今を、この一瞬一瞬を大切に心に秘めた子どもたちの力を信じて神さまの愛の中を今月も歩んでいきましょう。
副園長 徳弘由美子