学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

10月の聖句

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今月の

羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群れになる。

ヨハネ 10:16


 ようやく朝晩涼しさを感じるようになりましたが、日中はまだまだ暑い日が続きます。登園してお支度が終わったこども達は自由時間です。それぞれの場所でお友達とブロックや積み木で遊んでいるこども達。虹のラウンジで本を読んでいるこども、製作に夢中のこどももいます。黄色さんのY君がトイレットペーパーの芯や空き箱を使ってバスケットボールのゴールを作りました。自分の背丈よりも高いゴールです。ゴールは足元がちょっと不安定なのですが、Y君は壁に立てかけて倒れないように工夫します。そして新聞紙を丸めてガムテープ形を整えたボールでかっこよくゴールを決めます。製作の時間は、こども達の頭の中で思い描いた世界を身近な物で形にしていきます。そしてそれを使ってお友達と遊びます。こどもの世界は無限に広がっていきます。そのことを共有していきたいと思います。

 ♪ピンポンパンポン~♪自由遊びの時間が終わったことを知らせるチャイムの音がなりました。こども達は今まで遊んでいたブロックやおままごとを片付け始めます。お外で遊んでいたこども達もバイクや砂場で使った道具を片付けます。それまでは幼稚園のどこのクラスで遊んでもよかったけど、今からはクラスの時間です。自由時間の後はおやつの時間になります。「ねえねえ、お隣りしよう❣」かわいいお誘いの声がかかります。お部屋の中をまーるく椅子を並べます。お席は決まっていません。「お隣」を誘ってくれたR君と椅子を並べて座ります。すると今度はT君が私のもう一方の側に椅子を持ってきて「お隣りしよう❣」と誘ってくれます。ほっこりとした気持ちになります。「誘ってくれてありがとう♡」おやつをいただく感謝の歌を歌い、お祈りをします。今日のおやつは「動物ビスケット」です。「ライオンが入ってた!」「猫だ!」「ねえ、ねえ。これなあに?」「ラクダだよ。」
かわいい会話とともにおやつをいただきます。

 幼稚園という場所に置かれなかったら絶対に経験することができなかったこども達との関わりを与えてくださった神様に感謝しつつ、歩みを進めていきたいと思います。

園長 伊藤由紀子

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう