8月のルーテル日記
8月のルーテル日記
7月に入り蝉の鳴き声が聞こえ始めますと、子ども達はタモを持って「ここにいるよ」「早く取って」と大騒ぎをしながら、蝉取りに走り周っていました。年長児のA君は「任せて」と上手にタモを振り回して捕まえていました。「凄い、すごい」みんなが集まって歓声をあげていると「ねえ、これ生きてるの。怖い。」と年少児のB君。「こうやって持てば大丈夫だよ。」とA君が持ち上げて見せました。それでもB君は「わあ、怖い。」と何処かへ行ってしまいました。その姿を見てA君が年少児の頃、虫を嫌がって触ることも出来なかった事を思い出しました。…大きくなりましたね。
また、蝉を初めて手に取った年少児のC君は、動かなくなった蝉を大事そうに持って大喜び。暫くしてモジモジしているので「蝉さんとおトイレに行こうか。」と声をかけると「うん」と笑顔で応えてトイレへ、行く事が出来ました。神さまの守りの中で、自然や友だちと関わり合いながら育ち合う姿に嬉しくなりました。
かめやま
「先生、焼き鳥屋さんしよ!」Aくん提案により、早速お店のオープンに向けて仕込みが始まりました。まずは、紙粘土に色を付けて串にさします。その様子に気付いたBくんやCちゃんが「それ団子?作ってみる!」と言いました。そうしてお店の名前は、“だんごやきとりやさん”になりました。仕込み隊はみるみるうちに増えて、たくさんの団子と焼き鳥が机の上に並びました。中には、ピザやお餅、焼きおにぎりを作る子の姿も。出来上がったら今度は焼き台の上に乗せます。ここでも焼き職人が現れて次々に焼き上げていきました。そして、Aくん店長の合図でいよいよお店がオープンします。「いらっしゃいませ!カウンター席はここです!」お店はあっという間にお客さんで溢れて大忙し。ドリンクバーコーナーには行列が出来るほどでした。「おいしかったです!」とたくさんのお客さんが満足してくれてお店屋さんも満足。大成功の中お店は閉店したのでした。「まいどありっ☺」
なお
新しい出会い~1 学期の木工では、こども達が今まで知らなかった道具や、手にしたことのない木の作品との出会いがありました。木を彫るための《彫刻刀》板に穴をあける《錐》、鳥の巣箱や木彫りのマリオに「わーっ❣」「こんなの作れるんだ」とさわさわ~ワクワク!の気持ちが子どもたちの中に沸き起こりました。しかーし!魅力的な作品はそうたやすく完成するものではないのです。まずは道具を使いこなすことから。錐は、両手で真っすぐに持って使わないと穴があかない‼コツがいる‼使ってみてわかることがたくさん。(なるほど)鳥の巣箱作りは斜め切り(壁・底)固いゴムチューブのくぎ打ち等、結構大変な作業工程でした。ガンガンガン・完成させるーの意気込みがくぎを打ち込む🔨金づちの音に響きます。「かったーい」「押さえとっこか?」個人の作品なんだけど、大変さがわかるから声を掛けて助け合えるんです。何日もかかったけどしっかりした巣箱が完成しました❣
「写真撮らない?」の提案で巣箱と記念写真。…鳥さん入るといいね♡
さか
「夜のお楽しみ」でどんなことしたい?いろいろな意見の中から、話し合って決めた「水遊び祭り☆」もちろん、準備もするのもこども達。My水鉄砲に、牛乳パック的、紙皿的、トイレットペーパー的。魚すくいの魚作りでは、大小様々な可愛いお魚、クラゲ、タコなどがじゃんじゃん出来上がりました。前日には皆で決めたマスカット味と桃味のグミも作りました。そして迎えた当日。午前中は「先生、今日楽しみ!」「いよいよあの日だね!」と何人に言われたことでしょう。そして夕方「こんにちは!」と全員が元気よくやってきました。コツを得るまでは少し難しかった水鉄砲でしたが、慣れてくると楽しさ倍増です。ポイが破れても魚がすくえる魚すくいも大盛り上がり。テーブルごとに作ったパンケーキ作りでは「おいしくなあれ♡」の声が響きわたりました。自分達が作ったパンケーキはさぞかしおいしかったのでしょう。おかわり!おかわり!の攻撃にてんてこまいの一幕も……。最後は念願の花火も出来て、大満足の夜のお楽しみとなりました。さあ、2学期!どんな緑さんの姿に出合えるのかとっても楽しみです!
まさこ