6月の聖句
6月の聖句
マルコ 7:7
朝晩はまだまだ肌寒く感じますが、日中は日差しも強くなり汗ばむ季節となりました。新入園児のこどもたちにも不安を感じながらも少しずつ園での生活に慣れ始めてきた様子が見受けられます。
砂場では掘った穴に水を汲んできて「お風呂に入ります。」と言って裸足でじゃぶじゃぶと入っていく子がいます。その隣で小さな山を作ってトンネルを掘っている子もいます。また、レストランごっこをしている子もいます。
土を型に入れてひっくり返して「プリン」の出来上がり。花びらを飾って可愛く仕上がりました。同じ砂場の中でもこどもたちの描く世界はいろいろです。ひとりひとりが思い描く世界の中の主人公です。園庭では先生と鬼ごっこをして走り回っています。バイクに乗っている子、ブランコに乗っている子。お部屋では製作活動している子、ままごとをしている子。それぞれの場所で自由遊びの時間を楽しんでいます。お友達と気持ちが伝わらなくて喧嘩になることもあります。自分の思うようにならなくて癇癪を起すこともあります。でも、大丈夫!
神様はそんなわたしたちの真ん中にいつも一緒にいてくださいます。喧嘩をしたときはどうしたら仲直りができるようになるか知恵を与えてくださいます。お友達のことを思いやることができる優しい気持ちを持てるようにしてくださいます。思うようにならなくて癇癪を起したときは、どうしたらいいのか自分で工夫する力を与えてくださいます。すぐに解決しなくても解決するまで考える時間がわたしたちには必要なのですから。神様はいつも私たちに寄り添って最善の道を与えてくださいます。
神様につながっていることを信じてゆっくり、ゆっくり自分の与えられた道を歩いていきましょう。
園長 伊藤由紀子