学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

1月の聖句

名古屋ルーテル幼稚園HOME > 2021年度の聖句 > 1月の聖句

今月の

イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。

《保育のねらい》
●神さまの愛に倣って、友だちへの思いやりの気持ちをもつ。
●健康を保つための生活習慣を身につける。


 新しい年を迎え、今年度もいよいよ3学期を迎えました。この冬休みは感染対策をしつつ、久しぶりに親戚の方々に会われたご家庭も多かったのではないでしょうか。日頃なかなか会えないけれど、大切な存在として受け入れられた経験は、こども達の育ちにとって重要で豊かな交わりの時となったことでしょう。

 今日から始まる3学期は、2ヶ月余りの短い期間ではありますが、こども達と過ごす1年のクライマックスです。クラスを超えて様々な友だちと遊び、また遊びの幅も広がり、深まっていく時期でもあります。1学期、2学期を通して、こども達は日々注がれている神さまの愛を知りました。クリスマスのページェント礼拝で緑さん入場時に保護者の方に歌って頂いた【♪ここに愛が】の歌詞にもありましたが“私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、み子を遣わされた。”のです。私たち一人ひとりは愛されて生まれてきた かけがえのない存在であり、どんな時でもイエス様が一緒にいて下さり、私たちの罪を赦し、悩みや苦しみも共に背負って下さっています。私たちが経験する全ては、神さまからの大きな愛の中で成されていく出来事なのです。その中で、私たちは必要な力を与えられ、成長させて頂いているのだと思います。

 頂いている賜物は一人ひとり違い、与えられている役割も違います。優劣ではなく、出来ることがそれぞれに違います。だからこそ、個々の力が合わさった時、素晴らしい世界が作られていきます。ページェント礼拝では、自分の役割を精一杯担うこども達の姿から、その事を改めて教えられました。

 3学期も、日々成長していくこども達の姿の中に神さまの働きを感じつつ、心を込めて過ごしていきたいと思います。

園長 伊藤由紀子

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう