8月の保育主題
8月の保育主題
はぐくみ 6月・7月号でもお伝えしてきた《えだまめ》が沢山実りました。今が一番食べごろだ~!!と、サヤの中のお豆がぷっくりしたタイミングを見計らって枝豆隊長の号令がかかり、各クラスでそれぞれ収穫となりました。
子育て支援のマナ組さんや遊ぼう会さんで、運よくそのチャンスに居合わせた小さなお友だちも、収穫の楽しさを一緒に分かち合うことが出来、嬉しいひと時でした。
小さな種を一粒ずつ土の中に埋めて、優しく土のお布団をかぶせ、毎日せっせとお水をあげてジーっと観察していたこどもたち。土の中から芽が出てきた時の喜び!!背が伸びて葉っぱが茂り、ある日小さな豆のサヤを発見した時のワクワク♡♡♡成長と共に様々な感情を味わいながら、少しずつ少しずつ赤ちゃん枝豆が大きくなっていく過程を見守りました。大きくなるスピードが違うことや葉っぱの色の濃さが違う等、クラスによってそれぞれの個性があり、どれもピカピカの《枝豆のそだち》を色々な角度から楽しむ事ができました。
そして最後には、塩ゆでにした枝豆を感謝して美味しく分かち合い、恵みをいっぱい味わうことが出来ました。
こどもたち一人ひとりも小さな存在ですが、その中に秘められている大きな可能性を神さまが与えて下さっています。私たちはその命を預からせて頂いています。共に過ごすことを許されている事に感謝し、自分の気持ちを押し付けることなく、育ちの最善を望み、祈りの中で日々歩んでいきたいと思います。
明日からの夏休み、おうちの時間を楽しんで下さいね。特別な計画が無くても、日常の何気ない言葉や気持ちの中にある温かい思いやりという栄養で、こども達の心は充分育っていきます。寝る前の短いお祈りタイム、親子で神さまとお話してみてはいかがでしょう、お勧めですよ~☆☆☆
副園長 前田朱美子