10月のルーテル日記
10月のルーテル日記
朝晩寒くなってきて秋を感じるようになりましたね。ルーテル幼稚園でも公園で拾ってきてくれたどんぐり達が色んな物に変身しています。
ゆり組さんではどんぐりむらのパン屋さんの絵本を真似してどんぐりがお客さん、お店屋さんに大変身。
Aくんの「絵本には棚があるからつくらなくちゃ!」の一声に「じゃあ僕はカゴをつくるよ」「煙突もいるね」と沢山イメージが膨らみます。字の練習をしている年長児のCちゃんは看板を描いてくれました。
さて次はパン屋さんに並べるパン作りです。パンは紙粘土にロケッタンで色をつけて作りました。フランスパンからピザパン、スペシャルパンまで思い思い集中して作る姿がありました。
今ではどんぐりのお家や幼稚園まででき、どんどん遊びが広がっています。身近などんぐり、絵本から広がった遊びですが一人ひとりが熱中し、神様から頂いた力を合わせて作った「どんぐり村」。秋の恵みが届けてくれた素敵なプレゼントとなりました。
なつ
「博物館に展示したいんだけど…。」と恐竜の絵を何枚も描いていたA君。その場に居たお友達と話し合い、段ボールで博物館を作ることに!B君は段ボールカッター担当、A君がそれをテープでつなげ、博物館が完成しました。恐竜の絵を展示し、昆虫を作っていたC君も加わり虫のコーナーも出来ました。『むしときょうりゅうのはくぶつかん』と書いた看板も作成。A君とDちゃんで招待状を配ると、お客さんがやってきました。お客さん達は恐竜の絵を見たり、虫を触って動かしたりと楽しんでいました。中にはお客さんからスタッフに転向し、飾りつけする子、ドアを付ける子、鍵を作る子もいて、たちまちバージョンアップ。その後も新しい展示が増え、日々更新しています。最近掃除のバイトさんが来てくれるようにもなりましたよ!自分の得意なことから遊びを発展させお友達とかかわり楽しむ姿に、神さまから授かった子ども達それぞれに備わっている力を感じました。
ともこ
こひつじ組で毎日繰り返され、ブームになった遊びをご紹介します。積み木やレールで道を作り、そこにビー玉を転がす通称「ピタゴラスイッチ」。まず、傾斜とそのあとに続く迷路のような道を作ります。道が完成すると、「先生ビー玉ちょうだい!」とビー玉をもらい、そこからは、ひとつのビー玉をみんなで転がし、頭を突き合わせビー玉の行方を見守ります。上手くいかないと、「もっと角度を斜めにしなくちゃダメ」年中のA君はさすがです。日によっては「先生、鈴ちょうだい」とビー玉が転がる先に鈴が鳴る仕組みを考えました。屋根を作り、ビー玉が見えなくなる道を作った日もあります。毎日繰り返されるピタゴラに同じ仕組みは二度とありません。そこに子どもの心をつかむこの遊びの魅力を感じました。そしてまた、この遊びを通して、自分たちで試し工夫する力、友だちと協力して作り上げる力を身に着けていくのでした。やっぱり遊びってすごいです。
まさこ
夏もようやく終わりを迎え、肌寒い冬の季節を感じるようになりました。子どもたちの外遊びは春夏秋冬を通して毎日楽しく繰り広げられます。緑さんのお友だち中心に今日も鬼ごっこが始まりました。氷鬼、増え鬼、代わり鬼……。鬼ごっこだけでも何種類もあり、園庭を常に駆け回る子どもたち。その様子はいつも楽しさの中に真剣さがあり、”遊びの本気”を感じられます。転んで膝を擦りすりむいても、立ち上がってまた遊びに向かっていく姿。それを見ているとプレイデイのリレーや逃走中も遊びの延長にあることがよく分かります。子どもたちの日常を切り取ってできたプレイデイ、両日とも晴れで実施できて神様本当にありがとうございました。
そして今、子どもたちの間でブームになっている転がしドッジ!狙いを定めて内野の子たちに向かってボールを転がします。「当たったやった!!」と大きな声を挙げながら大盛りあがりするみんな。
今日は何して遊ぼう!
なお