11月の保育主題
11月の保育主題
10月も終わりに近づき、朝は肌寒くなり、何を着たらいいのか悩みます。「寒い~」と言いながらも、夢中になって遊ぶ子ども達の額には、いつの間にか汗が…等という事は日常のこと。外で遊んでいれば、「お茶のむ~!」とお部屋に入って水分補給をしたり、上着を脱いで再び園庭へ駆け出していきます。
この様に、自分で感じて心地よく活動するために自ら調整していくことはとても大切なことだと思います。気持ちよく過ごすために必要な感覚とそれに伴う手先の動き等を、この幼児期に充分培って欲しいと思います。
ご家庭と一緒に、衣食住の基本的な生活リズムを見直しながら、子ども達が自ら考え行動に移す事が出来るよう、そしてそのことが「気持ちいい!」と思えるような経験を積み重ねていけたらと思います。
ゆったりした気持ちで丁寧に過ごし、神さまから頂いた自分の身体を大切にすることで、感謝の気持ちが芽生え、友だちとの関わりを楽しめるようになっていくのではないかと思います。
11月は、年長児の山間合宿をはじめ、保育参加や幼児祝福式、クリスマスに向けての準備など様々なプログラムを計画しています。日々の中のどのような場面にも神さまからの必要な恵みが与えられ、前を向いて進んでいく力をいただいていることを信頼して子どもたちと歩んでいきたいと思います。毎日、私たちを新しく造り変えて下さる神さまに感謝しつつ。
副園長 前田朱美子