11月の保育主題
11月の保育主題
「先生、落ちてたよ。」と駆け寄ってきました。「これこれ。」手の中には大きなザクロが入っていました。一年ぶりに見るザクロに大喜びの子どもたちは、保育者に洗ってもらい「ザクロ食べる人いませんか。」と友だちに配っていました。久しぶりに頂く甘酸っぱいザクロに秋を感じました。園庭には他にグレープフルーツ、花梨、姫リンゴが実をつけています。これから子どもたちと熟す色の変化を見つけたり味わったりして、神さまから頂いた実りに驚きや喜びを感じ一緒に感謝したいと思います。
プレイデイを終えた子どもたちは、友だちとの関わりも多くなり、今まで自分の思いを出さなかった子どもも、思いを言葉で表現しようとしている姿が見られます。年長児は友だちとの関係が深まり安心して自分の思いを出せるようになり自分たちで解決しようとしたり、遊びを展開しようとする姿がみられます。子どもたち一人ひとりが自分の思いや考えをどのように表しているのか、相手の思いや考えをどのように受けとめているのかを、保護者の方や保育者間の情報交換をしながら関わり方や気持ちの変化を見守っていきたいと思います。
年長児は待ちに待った山間合宿に出かけます。集まりの中でお山でどう過ごすのか、何をしたいのかを話し合って期待を膨らませていきます。また友だちや保育者と過ごす事に不安感を感じる子どももいますが、みんなで話し合いながら不安を取り除いていきます。
神さまの守りの中で子どもたちが育まれていきますように願っています。
副園長 亀山千代江